SNSやネットは高齢者の間でも「災害時の情報源」として定着
今回の調査では、災害時の情報収集に活用したい情報源についても質問した。その結果、20代から40代では「SNSやインターネット」が、「テレビ」や「ラジオ」などの従来の情報源を上回る回答を得ている。
さらに60代で約7割、70代以上でも約6割の人が「SNSやインターネット」を災害時に想定する情報源として挙げた。SNSやインターネットが、東日本大震災や熊本地震を経て、テレビやラジオと並ぶ災害時の重要な情報源として認知されていることや、その認知が60代以上の高齢者層にも広がっていることがわかる。
こうした調査結果から、特に行政において、災害時に住民に情報を発信するだけでなく、情報を収集するうえでもSNSやネットを活用することが一層重要になっている。
調査概要
対象/日本国内の20歳以上の男女3,334人
調査方法/大手リサーチ会社に登録したモニターを対象にインターネットで実施。世代差を分析するため、20代、30代、40代、50代、60代、70代以上で均等になるよう回収した。
回答期間/2023年8月17日〜18日
(C)JX通信社/FASTALERT
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構成/清水眞希