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職場における部下同士の人間関係トラブルに関して管理職がやるべきこと

2023.09.11

部下同士のやりとりで、「お願いしていたことと違う」「言ったことをやってくれていない」などとトラブルになったことはありませんか。このようなことが続くと職場関係にひびが入り兼ねません。今回はこのようなトラブルがなぜ起こるのか、について解説し、管理職として部下同士のコミュニケーションを円滑にさせる秘訣をお伝えします。

1.部下同士のトラブルは上司側の設定不足の可能性

「お願いしていたことと違う」「言ったことをやってくれていない」などの部下同士でのコミュニケーションによるトラブルの根本原因は何でしょうか?

多くは上司によるルール設定の不足が原因です。

部下同士でのコミュニケーションによるトラブルを上司がルール設定することで解消していく、そのためのポイントをお伝えします。

2.自由にすることでのストレス

そもそもルールというと、「縛られている」といったネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ルールがなく自由であることが本当にストレスを与えないことになるでしょうか?

例えば、交通ルールがある場合、ない場合ではどちらがストレスを感じるでしょうか?歩行者は信号があるから安心して道路を渡ることができ、運転手も信号があるから安心して交差点を通行できるのです。もしも、交通ルールがなかったら、安心して道を歩くことも車を運転することも出来ず、常に周囲に注意しなければなりません。

明確なルールがあるからこそ、「空気の読み合い」もなく、組織内の人間関係が良好になるのです。

3.「誰が何をいつまでに」を明確にする

ルールが必要なことは上述の通りです。では、ルールを設定する上でのポイントは何でしょうか?

重要なことは「誰が何をいつまでに」が明確になっているか、ということです。

「みんなで」「気づいたら」「協力し合って」といったキーワードは要注意です。ルールはあっても、「誰が何をいつまでに」が不明確であると、「いつも自分だけ」「あの人はやっていない」などの明確になっていないルールを探り合って疑心暗鬼になり、人間関係がギスギスし始めます。

気遣いではなく、ルールによって人間関係は円滑になるのです。

4.まずは「ルールどうなっている?」と聞くことから

このように明確ならルール設定をすることで、部下同士のコミュニケーションが円滑になります。

ただし、最初にルールを全て決めていれば問題ないわけではありません。環境の変化によってルールを変える必要があったり、ルールが足りていなかったりすることもあります。また、上司が全てのルールを忘れずに把握することも難しいです。

そういった時のポイントは、部下間でのやり取りで問題が発生した時に、まずは「ルールはどうなっているか?」と現行のルールを部下に確認させることです。

既に決まったルールがあるのであり、そこに変更の必要性がないと判断できれば、ルール通りに運用する、ルールがない、もしくはルールの変更が必要であるとすれば、そこでルール設定する、上司としてもシンプルに判断できるようになるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

部下同士でのコミュニケーションによるトラブルについて、上司がルール設定することで解消していくポイントをお伝えしました。

みなさんも「ルールどうなっている?」を是非活用してみて下さい。

文/株式会社識学 長島史明

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