コロナ後に急回復中。外食での本格的な「昼飲み」実施率は平日16.3%、休日24.9%
外食での「昼飲み」の量と時期を尋ねた結果、「本格的な飲酒」の場合、平日の昼間の実施率はコロナ禍前が17.8%、コロナ禍中が13.9%、コロナ禍後の現在が16.3%。休日の昼間では、コロナ禍前が27.6%、コロナ禍中が20.7%、コロナ禍後の現在が24.9%。平日、休日とも、コロナ禍中は実施率が下がっていたが、現在はコロナ禍前に近い水準まで回復を見せている。
リクルートから毎月実施している夕方以降の外食市場調査における飲酒機会を調べると、コロナ禍前の2019年比で、コロナ禍後は7~8割程度まで回復しており、「昼飲み」においてもコロナ禍前に近く回復してきていることがわかった。
「昼飲み」したことのあるお店トップ3は「和食料理店」「中華料理店」「レストラン、洋食店等」
「昼飲み」で「利用したことがある・今後利用したい」お店のジャンルを尋ねた結果、どのジャンルでも、これまでに「利用したことがあるお店」(図の赤の棒グラフ)と今後「利用したいお店」(図のオレンジの棒グラフ)として選択される割合に、大差はなかった。
これまでに「利用したことがあるお店」の1位は「和食料理店」(38.6%)、「中華料理店」(36.4%)、「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」(34.9%)で、今後「利用したいお店」の1位は「和食料理店」(34.8%)、「居酒屋」(32.8%)、「中華料理店」(31.3%)となっている。
これまでに「利用したことがあるお店」では飲酒主体業態ではなく、食事主体業態がトップ3を占めた。性年代別では、50・60代男性で「中華料理店」、40~60代女性で「フレンチ・イタリアン料理店」、20代女性で「居酒屋」の割合が、これまでに「利用したことがあるお店」でも、今後「利用したいお店」でも、他の性年代に比べ高くなっている。