仕事中にイライラを態度に出さないための方法1位は「休憩をはさむ」
「仕事中にイライラを態度に出さないための方法」を聞いたところ、1位になったのは「休憩をはさむ(183人)」であった。以降、2位「深呼吸する(73人)」、3位「ひと呼吸置いて冷静になる(39人)」と続く。
「休憩をはさむ」「深呼吸する」など、気持ちを落ち着かせる工夫が多くランクインしている。一旦冷静にならないと、感情が態度に出てしまうからだろう。
どうしても態度に出てしまう場合は、人から離れて態度や表情を見せないようにしたり、感情を見せていい相手に気持ちを伝えたりする方法もある。
1位 休憩をはさむ
・外の空気を吸いにいく(25歳 男性)
・イラっとしたら少し社内を散歩する。トイレに行って手を洗って気分転換する(31歳 女性)
・ガムをかんだりお茶を飲んだり、一瞬でも休憩時間を取るようにしています(48歳 女性)
イラっとしたらトイレに行ったりお茶を飲んだりして気分転換を図る人が多数。イライラを感じ始めたときに気分を変えることで、態度に出さないようにしているのだろう。席を離れて歩いているうちに、感情や状況を整理でき、少し冷静になれそうだ。
2位 深呼吸する
・イライラしないために、深呼吸する(26歳 男性)
・深呼吸してから発言するようにしている(37歳 女性)
・大きく深呼吸をする(51歳 女性)
イライラしたりストレスを感じたりしているときは、自律神経のうち交感神経が優位になっている。深呼吸することで副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるので、是非実践してみてほしい。
3位 ひと呼吸置いて冷静になる
・一旦返事を寝かせる(29歳 女性)
・発言する前に一呼吸して考えてから発言する(33歳 女性)
・何か発言するときに、間を置く(50歳 男性)
イラっとしたときにすぐ反応を返すのではなく、ひと呼吸置いてから返事する方法。場合によっては「今は冷静に答えられないから、返事を待ってほしい」と伝えるのもアリだろう。
メールの返事についても「イライラしているときは書いてすぐ送信せず、時間をおいて見直してから送る」といが方法ある。
4位 別のことを考える
・推しについて考える(26歳 女性)
・心の中で子どもの笑顔を思い浮かべる(41歳 女性)
・楽しみにしている今後の予定について考える(54歳 男性)
イラっとしたら一旦仕事について考えるのを止め、趣味や休日の予定について考えて気分転換する人もいる。
趣味や家族について考えると、「家族のために頑張ろう」「趣味につぎこむお金を稼ぐために頑張ろう」と思えるかもしれない。
5位 人と関わらない
・冷静に返事だけして、すぐその場を去ります(25歳 女性)
・一人になることを意識して行動する(32歳 男性)
・周りから距離をおくことです(41歳 男性)
人と関わらなければ、イライラした表情をしていても周囲に迷惑をかけたり気を使わせたりしない。話さなければ、攻撃的な言葉が口から出ることもないだろう。
そのため冷静になれるまで、できるだけ同僚と距離をとり、口数を少なくしておくという人もいた。
ひたすら我慢して無理にイライラを抑え込んでも、ストレスが溜まったり、怒りがつい表情や態度に表れて周囲に気を遣わせてしまったりする可能性もある。
イライラを「愚痴や笑い話」「仕事や職場をよりよくするための提案」などとして吐き出しながら、イライラと上手に付き合っていこう。
調査概要
調査対象:お仕事をしている人
調査期間:2023年7月31日~8月1日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性319人/男性181人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 20.0%/30代 39.8%/40代 27.8%/50代 9.6%/60代 2.6%
関連情報
https://bizhits.co.jp/media/archives/34489
構成/Ara