採用・転職サービス『ミイダス』を展開するミイダスは、上司が弱みを見せてくれていると感じている部下(一般社員)101名と、上司が弱みを見せてくれていないと感じている部下(一般社員)105名の合計206名を対象に、上司が弱みを打ち明けている部下と打ち明けていない部下の比較調査を実施。回答結果をグラフ化して発表した。
また、本調査から見えてきた上司と部下の関係性から、部下に弱みを見せている親しみやすい上司を『オープン上司』、部下に弱みを見せていない威厳を感じる上司を『ストロング上司』、それぞれの部下を『オープン上司の部下』、『ストロング上司の部下』と命名。
今回は部下側から見た調査結果をお伝えする。
『オープン上司の部下』の約9割が「上司と良い関係を構築できている」と回答
生産性の高さ、『オープン上司の部下』の方が『ストロング上司の部下』よりも34.3ポイント高い
エンゲージメントの高さ、『オープン上司の部下』の方が『ストロング上司の部下』よりも37.8ポイント高い
組織の心理的安全性、『オープン上司の部下』の方が『ストロング上司の部下』よりも38.9ポイント高い
上司が弱みを見せてくれていると感じる場面、「飲み会」や「雑談」
上司が弱みを見せてくれることによるメリット、約4割が「上司に信頼されていると感じる
『オープン上司の部下』のうち、Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q7.Q6で回答した以外に、上司がご自身に対して弱みを見せてくれることで感じているメリットがあれば、自由に教えてください(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「職場で働くことが楽しくなる」や「こちらの警戒がゆるくなる」など41の自由回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・48歳:苦手なことは誰にでもあるので、教えてもらいやすくなったりします。
・26歳:職場で働くことが楽しくなる。
・62歳:仕事ができる自分に対して融通をきかせてくれる!残業や早出出勤を認めてくれる。
・30歳:信頼し合っていることから弱音も聞けるのかなと思う。何かあった時に嫌々助けることがない。
・35歳:こちらの警戒がゆるくなる。
・27歳:話していいんだという気持ちになり安心する。