プライベートと仕事を両立するためにしていることは「プライベートに仕事を持ち込まない」
最後に、「プライベートと仕事を両立するためにしていること」を聞いたところ、1位は「プライベートに仕事を持ち込まない(126人)」。次ぐ2位は「勤務中は仕事に集中する(89人)」、3位「プライベートをしっかり楽しむ(79人)」となった。
「プライベートに仕事を持ち込まない」「仕事中は集中」など、プライベートと仕事を分けるための工夫が多く寄せられている。
また勤務時間が短くなればプライベートの時間が増えることから、「仕事を効率化する」「残業しない」という工夫をしている人も多いとわかった。
1位 プライベートに仕事を持ち込まない
・会社から一歩出たら、仕事のことは考えないようにしています(28歳 女性)
・休み前に仕事で失敗などがあっても、休み中は引きずらない。次の勤務日にしっかりと反省する(31歳 女性)
・休日は仕事のことを忘れる。電話は出ないしかけない(41歳 男性)
勤務が終わったら仕事のことを考えないよう意識している人が多数。また「休日は仕事の電話に出ない、メールも見ない」「自宅に仕事関係のものをできるだけ置かない」などの工夫をしている人もいた。仕事を自宅に持ち帰らないことも重要だ。
2位 勤務中は仕事に集中する
・お客様と関わるお仕事なので、勤務時間は仕事のことしか考えない(29歳 女性)
・勤務中はプライベートを持ち込まないようにしている(33歳 男性)
・仕事を早朝などに集中して行う(49歳 男性)
「プライベートに仕事を持ち込まない」の対になる回答だといえる。早朝など集中しやすい時間帯に仕事するといった工夫をしている人もいた。集中して仕事をし「仕事をやりきった」と思えることで、プライベートも楽しめそうだ。
3位 プライベートをしっかり楽しむ
・休日は趣味を楽しむ(24歳 女性)
・休日はなるべく勤務日には行けない場所まで遊びに行ったり、買い物したりする(30歳 女性)
・休日は交通費が多少かかっても電車で遠出する(40歳 男性)
プライベートの時間を充実させることで、ストレスが軽減され、仕事の集中力がアップすると考えられている。「趣味や旅行を楽しむために、仕事を頑張る」というモチベーションにもなるだろう。
充実させるといっても大がかりなことをする必要はないので、「趣味を楽しむ」「友人と会う」など、やってみたいことを試してみてはいかがだろうか。
調査概要
調査対象:仕事とプライベートを両立できている人
調査期間:2023年7月20日~8月6日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:483人(女性316人/男性167人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 21.5%/30代 40.0%/40代 24.8%/50代 11.6%/60代 1.7%
関連情報
https://bizhits.co.jp/media/archives/34507
構成/Ara