プライベートと両立できる仕事の条件1位は「労働時間の調整がしやすい」
「プライベートと両立できる仕事の条件は何か?」という質問で最も多かった回答は「労働時間の調整がしやすい(165人)」であった。2位「休みをとりやすい(136人)」、3位「残業・休日出勤が少ない(135人)」と続く。
労働時間や休日に関する項目が上位にランクインした。職場に拘束される時間が長ければプライベートの時間は削られますので、納得の結果だ。
1位 労働時間の調整がしやすい
・労働時間の縛りがなく、自由に調整できる(29歳 女性)
・シフト勤務なので、希望の通りやすさが第一です(33歳 女性)
・自分の予定に合わせて、仕事の日程を組めるところ(43歳 男性)
家族がいると「子どもの参観日なので午前中だけ休みたい」「介護のため早退したい」といったこともあるだろう。しかし勤務時間が固定していると、プライベートの予定を入れたいときに困ってしまうこともある。
「リモートワーク」「フリーランス」「シフト制で希望が通りやすい」といった職場なら、都合に合わせて労働時間を調整しやすいだろう。
2位 休みをとりやすい
・子どもの体調不良など、急な休みにも快く対応してもらえる(29歳 女性)
・体調不良などの急な欠勤に対応してくれる(31歳 女性)
・希望のスケジュールで有給休暇が取得できること(57歳 男性)
職場によっては、有給休暇の希望を出しにくい雰囲気のところも。「人が少なく、休むと同僚に迷惑をかけそう」「休むときには交代してくれる人を自力で探さないといけない」といった職場では、休みにくい。
そのため気兼ねなく休めることをプライベートと仕事を両立できる条件として挙げた人も多くなった。とくに「急な休みもとりやすい」と答えた人が目立っている。
3位 残業・休日出勤が少ない
・残業があまりなく、急な休日出勤がないこと(28歳 女性)
・プロジェクトベースでの労務であり、プロジェクトが完了した際には残業する必要がないこと(38歳 男性)
・無理な残業を強制されないこと(40歳 男性)
残業や休日出勤が多いとプライベートの時間が減り、私的な予定も入れにくくなる。そのため残業や休日出勤がないことは、プライベートとの両立に重要だ。