ノーズパッドは定期的に調整を
ノーズパッドは、鼻筋に沿ってフィットしているのがベストな状態。それは、ただ眼鏡の重量を支えるだけではなく〝触れる面積が大きくなる〟ことが大事だからです。
面で鼻に接していれば、ノーズパッドから鼻に眼鏡の重さが分散されて伝わります。ですが、ノーズパッドの中の一部分しかフィットしていなければ、そこに重量が集中し、不快感や疲れ、眼鏡跡などにつながってしまいます。また、ノーズパッドが曲がるなどして、目に対するレンズの位置がズレると、見えづらくなったり眼精疲労や頭痛の原因になったりということが起こることも。
なので、メガネの本来の力を発揮するためにも、定期的にノーズパッドのフィッティングを行うことをおすすめです。また、最近見え方が安定しないと悩まれている人は、販売店でのフィッテイングをすると良いでしょう。
一体型のノーズパッドは調整できないので注意する
一体型のノーズパッドは、曲がったり折れたりするリスクが少ないというメリットがあります。なので、今使っている一体型がどうにも合わない、あるいは過去にノーズパッドを調整してフィッティングが良くなった経験のある方は、一体型ではないものを使ったほうが良いかもしれません。
また、女性に多いまつげがあたってしまう悩みも、ノーズパッド一体型では調整ができないため、そのような悩みがある人は、独立型をおすすめです。
もしノーズパッドが取れたらどうする? 応急処置などはある??
もしノーズパッドが取れてしまったら、自分で無理に触らずそのまま販売店へと持って行きましょう。
ノーズパッドが取れただけなどであれば、店頭で交換取付可能なケースもあります。工具で直せるケースがあったり、難しいケースもあります。
交換になったとしても、フレームごと交換になるか、鼻あて部分だけの交換が可能かどうかは、そのフレームの作りや形状によって変わります。使っている眼鏡と同じフレームがあれば、レンズを新しいフレームに取り付けることで即時修理可能な場合もあります。
まずは無理に触らず、購入店に眼鏡を持って行って相談するのがおすすめです。
【参考】Zoff|メガネの鼻あてが痛い・壊れた・なんだか気になる…そんな時にはどうしたら?
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ