機能は少なめだけどスマートウォッチの基本をしっかりとカバー
ここまでRedmi Watch 3 Active、デバイスバンドのデザインや装着感について触れてきましたが、スマートウォッチとして販売されている以上、装着していてどのような機能が利用できるのかが何よりも重要なポイントです。
健康管理機能としては、Redmi Watch 3 Activeが心拍数や血中酸素レベル、睡眠状態の計測に対応しているのに対し、デバイスバンドは心拍数と睡眠状態の計測にのみ対応。多機能性という意味では、Redmi Watch 3 Activeに軍配が上がります。
ワークアウトの記録は、どちらもランニングやサイクリング、縄跳びといった多数のモードに両製品対応。運動の自動検知機能はありませんが、必要十分という印象です。
そのほか、どちらもライトモードやスマートフォンカメラのシャッター機能も利用できます。使用頻度の高い機能ではないものの、あると便利な機能までしっかりとカバーできているので、使っていて「あれが足りない!」と感じるシーンはほとんどありませんでした。
一方、Redmi Watch 3 Activeにのみで利用できる機能として挙げられるのが通話機能。本体にマイク、スピーカーが搭載されているため、スマートフォンに直接触れないシーンでも、スマートウォッチ単体で通話ができます。
バッテリーは、Redmi Watch 3 Activeが通常使用で最大12日間、ヘビーユースモードで最大8日間。デバイスバンドは約7日間~10日間とされています。デバイスバンドにはヘビーユースモードが搭載されておらず、実働時間もほぼ公表値通り。血中酸素レベルの計測といった機能がない分、バッテリー持ちはよい印象です。
一方、Redmi Watch 3 Activeをヘビーユースしてみたところ、実働時間は体感で2~3日程度となります。ソフトウエアの調整不足など、さまざまな要因が考えられますが、公表値よりもかなりのスピードで電池を消耗するのは、素直に残念なポイントです。