労働時間が増える場合でも、60.6%が週休3日制に賛成と回答
週休3日制で1日の労働時間が増える場合の賛否を聞くと、「とても賛成」が7.3%、「賛成」が19.0%、「どちらかといえば賛成」が34.3%となり、合計60.6%の人が賛成しているとわかった。一方、反対している人は39.4%で、その内訳は、「とても反対」が11.9%、「反対」が10.9%、「どちらかといえば反対」が16.6%となった。
賛成と回答した人の内訳を役職別で見ると、「主任クラス」が67.3%で最多となり、以下、「部長クラス」が61.6%、「一般社員」が60.3%、「課長クラス」が55.0%。「係長クラス」が50.0%と続いた。なお、もっと反対と回答した人が多かった役職は「係長クラス」で50.0%となった。
週休3日制に賛成の理由、「プライベートを充実させたいから」が最多に
無条件での週休3日制に賛成と回答した544人にその理由を聞くと、「プライベートを充実させたいから」が73.7%で最多となり、以下、「休みを増やして心身ともに余裕を持たせたいから」が67.1%、「自由時間の増加が見込めるから」が56.6%と続いた。
反対と回答した45人の理由は、「業務が停滞する可能性があるから」が66.7%で最多となり、以下、「同僚や上司への負担が増加する恐れがあるから」が33.3%、「人手を確保するために増員が必要になるから」が28.9%と続いた。
週休3日制は生産性に影響するか?
全回答者589人に週休3日制による仕事の生産性への影響有無を聞くと、「とても影響する」が14.9%、「影響する」が30.9%、「どちらかといえば影響する」が34.3%となり、合計80.1%が影響すると考えているとわかった。
また生産性への影響については「とても高まる」が12.7%、「高まる」が31.6%、「どちらかといえば高まる」が34.3%となり、合計78.6%が生産性が高まると考えているとわかった。
生産性が低くなると回答した人は21.4%で内訳は、「とても低くなる」が4.9%、「低くなる」が5.9%、「どちらかといえば低くなる」が10.6%となった。
88.5%が週休3日制により、仕事に対して「意欲が上がる」と回答
全回答者589人に週休3日制による仕事における意欲への影響の有無を聞くと、「とても影響する」が18.5%、「影響する」が40.2%、「どちらかといえば影響する」が27.5%となり、合計86.2%が影響すると考えていることがわかった。
また仕事の意欲への影響については「とても上がる」が19.7%、「上がる」が40.7%、「どちらかといえば上がる」が28.1%となり、合計88.5%が仕事への意欲が上がると考えていることがわかった。
<調査概要>
調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ(ジョブキュー)サービス登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代 / 役職別
調査期間:2023年5月17日~5月18日
有効回答数:589人
調査方法:インターネット調査
出典元:株式会社ライボ
構成/こじへい