Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、そしてGoogleスライドといったビジネス系アプリには、今後AIが積極的に導入されることになる。すでにサービス提供がスタートしている英語版を例に挙げながら解説しよう。
グーグルはAIを搭載したビジネス系アプリの統合サービス「Duet AI for Google Workspace」を2023年5月に発表。現在は英語版のみだが、今後、対応言語を広げていくことが考えられる。AIの活用でいえば、すでにグーグルでは文法やスペルのチェックをはじめ、2022年にはGmailのアプリなどで1800億回以上の支援を行なってきたとか。そうした知見を生かし、例えばGoogleスライドでは、ファイルを作成している際にサンプル画像を自動生成するなど、ユーザーの要望に合わせて様々なサポートを行なう模様だ。作業効率が高まるのは必至で、日本語への対応が待ち遠しい。
目当ての図版も簡単に検索して挿入できる!
例えばGoogleスライドを使う際は画面右端に表示される「Help me visualize」の項目に、とある指示を入力すると、それに基づく画像を生成。クリックすれば、作業中のスライドに添付できるというわけだ。今までのようにロイヤリティーフリーの画像を有料フォトサービスで利用したり写真を探したりしなくても済むようになる。
取材・文/編集部
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