仕事とプライベートは別……。そんな考えから、会社の飲み会やイベントに顔を出さず同僚と一定の距離を置いている人は少なくないはず。その一方で、会社の付き合いを重んじ、“友だち”と呼べる仲間がいるという人はどれくらいいるのだろうか?
識学はこのほど、全国の従業員数10名以上の企業に勤める20歳~59歳の会社員300名を対象に「職場の人間関係に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
職場に友達は必要?…“必要だと思う”会社員は59.7%
Q1.あなたは職場に友達が必要だと思いますか。
(単数回答、n=300)
20代~50代の従業員数10名以上の企業に勤める会社員に、職場に友達が必要だと思うかを聞いたところ、「必要だと思う」は59.7%だった。またその中で「一般社員」と「管理職」の内訳をみると友達が必要だと回答した「一般社員」は55.7%なのに対し、「管理職」は72.9%と立場の違いで友達の必要性に大きな差が出た。また男女での内訳も見ると、男性は友達が必要が66.0%に対し女性は53.3%と、女性のほうが職場の友達の線引きを少しシビアにしていることがうかがえた。
Q2. 職場に友達が必要だと回答した方にお聞きします。その理由をお答えください。
(複数回答、n=179)
では、職場に友達が必要な理由は何だろうか。その理由について聞くと、「仕事の相談ができるから」が69.8%、「助け合えるから」が58.7%、「仕事が楽しくなるから」が53.1%と続いた。仕事関連での助け合いから“友達”が必要だと回答する人がいることはもちろんだが、意外にも“仕事を楽しくしたい”という理由からも職場に友達が必要という方も多いようだ。