DIME編集部・テラダが潜入!パナソニックが、インドの住宅建設ラッシュを狙って南インドに超巨大工場を稼働させていた!!
なぜインドにパナソニックが電材の工場を!?と思う人は多いだろう。その理由は、インドの経済発展にともなう住宅の建設ラッシュで、配線器具市場が拡大することを見越したから。それだけでなく、急進が予想されるアフリカ市場も視野に入れ、インドから製品を輸出することで市場拡大を狙っているという。その実現のため、生産ラインの9割程度を自動化!! すべてをひとつのシステムに集約することで、生産数や在庫の管理。さらに工数分析をすることで稼働率が低いところがあれば、原因を分析して改善している。そんなスマートファクトリーの一部を紹介しよう。
牧歌的だが最先端の工場!!
スリシティ工場
パナソニックはインドの電設資材の生産拠点として、北部にハリドア工場、西部にダマン工場、カッチ工場を保有。そして2022年、約46億円を投じたスリシティ工場を稼働させた。徹底的な無人化を図り、2025年までに年間2億個の生産を目指す。
〝インドのデトロイト〟と呼ばれるほど工業が盛んなチェンナイ。都市部からクルマで2時間ほどの場所に、スリシティ工場がある。
編集部が気になった無人化&省人化設備3
射出成型機がズラリ!
集中材料乾燥&供給装置から送られてきたプラスチックでスイッチのパーツを製造。部品がたまると自動運搬機は収集する。
高精度&高速で行なう金属加工
プレスマシンなどを使って金属パーツを作る工程。だが、ここにいる工員はあくまでマシンのメンテと運用が主な役割だ。
省人化を図った組み立て工程
商品の特性に応じて設備を使い分けて自動組み立てを行なう。稼働データをIoTで集中管理することで生産効率を上げている。
完成した電材の『PENTA』シリーズ。右ページの『ROMA』と並ぶインドのロングセラー商品だ。
取材・文/編集部
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