頬を上げてほうれい線を改善
冒頭で、筆者が間々田さんに指摘を受けた、話すときにまったく頬が動いていない状態。ほうれい線ができる原因は、そこに一因があるという。では、どうすればいいのか? 間々田さんは、こう説明する。
「笑うときを含めて意外と使っていないのが、頬にある口角挙筋(こうかくきょきん)と大頬骨筋(だいきょうこつきん)です。そこで、頬をしっかり上げてこれらの筋肉を鍛え、ほうれい線を目立たなくするトレーニングをお伝えします。鏡を見ながら行います。額眉毛を動かさないで、目を大きく開きましょう。両手の親指と人指し指をぱっと開き、以下のように顔に当ててください。
そこから、頬へすくい上げるようにします。頬の筋肉だけを意識して、上の歯だけ8本が見えるようにします。そのまま顎を引き気味にします。目はパッチリ開きますが、額眉毛に力が入らないよう気をつけましょう。
上の歯をしっかり見せ、下の歯は見せないのが、1つのポイントとなります。こうすると大頬骨筋がちゃんと使えるようになり、頬がキュッと上がります。やがて相手の記憶に残る笑顔になって、印象が良くなります。自身も気持ちが前向きになるとか、いい効果も期待できます」