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本命はヘルスケア!?究極にパーソナルなデバイスを目指すアップルのAI活用戦略

2023.09.02

WWDC

『Apple Watch』以来の新ジャンルとなる『Apple Vision Pro』など、久々の大型発表もあったWWDC。発表内容やここ最近の動きから、アップルが次に目指すのはどのような世界なのか、テックカルチャー専門家に持論を展開してもらった。

プライバシー保護のため、ローカルでのAI実装が課題

 ずっと噂されていたので、『Apple Vision Pro』(以下Vision Pro)の発表に驚きはなかったですが、アイトラッキングやジェスチャーを使ったインターフェイスには、衝撃を受けました。バッテリーを外付けにしたのは、重さもあると思いますが、期待値コントロールというか、今後いろんな外部デバイスとつながる、伏線だと思っています。

 アップルはずっと、よりパーソナルなコンピューティングデバイスを作ることを目指してきました。短期的には『Vision Pro』が『iPhone』に置き換わることはないですが、もっと先の未来はわかりません。パフォーマンスを落とすことなく小型、軽量化できれば、3Dカメラで見たままの風景が残せて、パススルーでリアルとバーチャルを行き来できるデバイスを身に着けて、外を歩くような世界観もあるのではないかと思います。

 生成AIについて、アップルはほかのIT企業ほど積極的には見えないですが、昨年末には「Stable Diffusion」対応のOSアップデートを行なうなど、オープンソースのソフトウェアにも、投資を始めているように見えます。ただしアップルの場合は、プライバシー保護のため、AIもクラウドではなくローカルで処理することが課題になる。オンデバイスでどこまでできるかを、じっくり見極めているのだと思います。

 そのAIの活用先として、音声アシスタントの「Siri」もありますが、注目しているのはヘルスケアです。アップルは『Apple Watch』などを通じて、パッシブにヘルスケアデータを収集しています。『Vision Pro』では周辺環境など、より多くのデータを収集できる可能性がある。プライバシー保護のためにそれが外に出ることはありませんが、ではこのデータをどう活用していくのか。例えばAIが日々のヘルスケアデータをもとに、個人に合わせた適切な医療情報をフィードバックできるようになれば、本当にパーソナルなデバイスになりますよね。ティム・クック氏は以前インタビューで、「将来、過去を振り返って『アップルが人間に最も貢献したことは何か?』という問いの答えは、『ヘルスケア』かもしれない」という発言もしています。

 ほかにも決済など、アップルは引き続きサービス領域でビジネスを広げていくと思います。一方で最近は、衛星通信にも大きな投資をしている。アップルのエコシステムをプッシュするためには、デバイスがしっかりつながることが、重要だということでしょう。

Siri大幅アップデートの噂もある「Siri」。大規模言語モデルの活用は「ローカルでどこまでできるか次第」と宮武さん。

ヘルスケア次期OS「iPadOS 17」で「ヘルスケア」アプリが『iPad』でも利用可能に。様々な情報をまとめてチェックできる。

緊急SOS『iPhone 14』では、北米で衛星経由の緊急SOSが可能に。このインフラ開発に4億5000万ドルを投資している。

宮武徹郎さんOff Topic 運営
宮武徹郎さん
事業会社の投資部門で北米スタートアップ投資に従事。Off Topic株式会社を立ち上げ、最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス、カルチャーを解説するポッドキャスト番組「Off Topic」を運営。

取材・文/太田百合子 写真/AP/アフロ

ピカチュウの表紙が目印!DIME最新号の特集は「ポケモン超進化論」「アップルのシン戦略」、付録はネックバンド型扇風機!

DIME9・10月合併号の特別付録は、いつでもどこでも使える!ネックバンド型扇風機!!

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※電池のフタが固くて開けにくい場合は、DIMEの公式サイト「@DIME」をご覧ください。

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■第1特集
Snow Man深澤辰哉、武藤十夢、松丸亮吾、土佐兄弟、GENERATIONS小森隼が語るポケモン愛も大公開!
ポケモン超進化論

世界中にファンを擁するポケモン。ゲームから産声を上げ、アニメやカード、スマホゲームなど様々なジャンルの壁を飛び越えてファンダムを拡大してきた。そんなポケモンはこれまでどんなトレンドを発信し、新しいカルチャーを生んできたのか。ポケモンが次に見据える新戦略にDIMEならではの360度視点で深く切り込む!

■第2特集
アップルのシン戦略

「過去最高のWWDCになる」とティム・クックCEOが事前に予告しただけのことはあり、空間コンピューターとうたう『Apple Vision Pro』の発表が世界中で話題となった。が、アップルの目指すところは、こうしたデバイスの領域だけにとどまらない。気になるアップル発の生成AIの行方、米国で年利4.15%で開始した金融サービス「アップル銀行」の日本上陸、開発の噂だけが先行する『Apple car』……。今回、「WWDC2023」で発表された内容をあらためて、各界の識者が検証。アップルが見据える〝数年先の近未来〟を考察する。

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