車検証の再発行は本人以外でもOK?
申請手続きの受付窓口は、平日の限られた時間のみであるため、仕事の都合などで出向けない人もいるでしょう。本人以外で手続きする方法を紹介します。
代行業者や代理人でも可能
代行業務を行っている業者や家族など、代理人に再発行を依頼することができます。必要な書類一式を業者や代理人に渡し、手続きをしてもらいます。
業者に依頼する場合は代行費用がかかりますが、必要な全ての手続きを代行してくれます。代行費用や所要時間は業者によって異なるため、複数の業者を比較して決めるとよいでしょう。
委任状を用意しよう
代行業者や代理人に手続きを依頼する場合は、使用者の実印もしくは認印が押されている委任状が必要です。委任状は運輸支局の窓口で入手できるだけでなく、公式サイトから印刷することもできます。
また、運輸支局の窓口では、代理人の本人確認があります。そのため、運転免許証やパスポートなど顔写真付きの身分証明書が必要です。
軽自動車の場合で代理人に依頼する際は、申請依頼書を提出します。軽自動車検査協会の窓口で入手するか、公式サイトから印刷しましょう。
参考:自動車検査証再交付|関東運輸局
参考:自動車検査証(車検証)の再交付|軽自動車検査協会
車検証の再発行にかかる時間や費用
再発行の手続きに、どのくらいの時間や費用がかかるのか紹介します。事前に手続きにかかるおおよその時間や費用を把握しておくと、予定を立てやすくなります。
自分で再発行をする場合
自分で申請する場合は、車検証再発行の申請手数料として、350円がかかります。軽自動車でもかかる手数料は同じです。
所要時間は、30分~1時間前後です。ただし、その日の混み具合によっては、長時間待つことも考えられるため、時間のゆとりを持って出向きましょう。
なお、月末は登録申請が集中し混み合う傾向にあるようです。例年、年度末の3月下旬も混み合う傾向にあるため、スムーズに手続きを済ませたい人は、混み合うことが予測される時期を避けた方が無難でしょう。
代行業者などに依頼する場合
代行業者などに依頼する場合は、申請手数料の350円のほかに代行費用がかかります。代行費用は依頼する業者によって異なりますが、1万円前後のことが多いようです。明確な費用については、事前に問い合わせましょう。
手続きには、早くて数日かかります。必要書類の受け渡しなど、業者と郵送でやりとりをする場合は、郵送に要する日数もプラスされるため、1週間以上かかることもあるでしょう。業者に依頼する前に、所要時間も含めて詳細を確認しておくと安心です。
代行業者を利用すると、自分で手続きをするよりも費用と時間がかかりますが、必要な手続きを全て任せられます。