DIME MAGAZINE
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズをこよなく愛するアイドル・武藤十夢さんに最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』への思いとポケモンの魅力を聞いた。
武藤十夢さん
2011年にアイドルグループ「AKB48」の12期生としてデビュー。今年、3月に卒業。気象予報士やファイナンシャル・プランニング技能士2級、AFP認定者の資格を持つ。ポケモン公式YouTubeチャンネル「放課後ポケモン研究部」出演中。
ポケモンの奥深さを知り、ポケモンの魅力を再確認した
みなさんは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を遊んでいますか？ 私は発売日に買ってから毎日プレーしています！ 今日は「クワッス」（写真右の大きなぬいぐるみ）とお揃いカラーのワンピースを着てポケモンの魅力を語らせてください。
ゲームの魅力は、やっぱりポケモンとの〝出会い〟があることです。自分で冒険をして、自分だけのポケモンたちと出会える体験はいつだって感動します。最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ポケモンたちがさらに魅力的になっていてフィールドを歩いているだけで大興奮でした。草むらでパモットの周りにパモたちが集まっていて「家族なのかな？」って思ったり、野生には臆病なポケモンもいて逃げてしまうこともある中、ミガルーサというポケモンはこっちに向かって突撃してきたり。これまで以上にポケモンたちの個性が垣間見えて、ずっとワクワクしながら冒険を進めていました。
今回〝も〟最初のパートナーはみずタイプのクワッスを選んじゃいました。昔からゼニガメ、ワニノコ、ミズゴロウ……ゲームで最初にもらえるポケモンはいつもみずタイプの子たちを選びがちなんですよ。みずタイプは弱点も少なくて冒険しやすいのがいいんです。『ポケモン スカーレット』でもクワッスが進化を重ねたウェーニバルは最後まで頼れる相棒として私を助けてくれました。
でも一番感動したのは、大好きなエーフィが野生のポケモンとして歩いていたことです。エーフィ含むイーブイの進化形はほとんどの作品で野生で出てこないので、まずは進化前のイーブイを探していたところ、偶然別の進化形のサンダースを見つけたんです。もしやと思っていろいろなところを探索して野生のエーフィを見つけました。苦労しただけに感動もひとしおでした。
うれしいことにポケモン公式YouTubeチャンネルで配信されている「放課後ポケモン研究部」に妹の小麟（おりん）と一緒に出演させていただいているのですが、周りがYouTuberのはじめしゃちょーさんほかポケモンに詳しい方たちばかりで、みなさんに影響されて最近はポケモン対戦にも熱中しています。これまで、ポケモンの〝性格〟は「エーフィなら〝おだやか〟が似合うなあ」とかイメージで捉えていたのですが、性格で強さが変わってくるので対戦ではイメージよりバトルのことを考えてその性格のポケモンを探したり育てたりするようになりました。〝きそポイント〟についてもイチから勉強しました。ほかにもシングルバトルとダブルバトル（※）では技の組み合わせが全く違うものになったり、今作のバトル要素である「テラスタル」という、ポケモンのタイプをテラスタイプというものに変えられる要素があったりして、難しくもありおもしろい。『放課後ポケモン研究部』のメンバーには会うたびに対戦チームや技の組み合わせの相談に乗ってもらっています。
大人になってからも新しいポケモンの楽しみ方に出会えて、もっとポケモンのことが好きになりました。この奥深さが大きな魅力のひとつだと思います。
『ポケットモンスター』は新しいシリーズが発売されるたび、ポケモンの世界が広がっています。新しく登場するポケモンとの出会いや新しい冒険が待っています。でも、最初にパートナーのポケモンをもらって旅が始まるというシナリオは共通している。子供の頃にプレーして以来、ポケモンを遊んでいないという人も安心して楽しめると思います。この感動を多くの人と共有したいので、ぜひ大人のみなさんもポケモンを手に取ってみてください！
※通常の対戦ではポケモンを1対1で戦わせるのに対し、お互い場に2匹ずつ繰り出して対戦する。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ニャオハ（左）、クワッス（真ん中）、ホゲータ（右）から最初のパートナーを選ぶ。
※画面は開発中のものです。
取材・文／峯 亮佑
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