象印マホービンは、持続可能な社会に向けたサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指し、炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたごはんを原料にして作ったクラフトビール「ハレと穂」を商品化した。同社では炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたごはんを原料に発酵アルコール(エタノール)を精製した天然由来成分99%の「ごはんで作った除菌ウエットティッシュ」を商品化していた。さらなるごはんのアップサイクルの可能性を模索する中、フードロスに取り組むシンガポール発のスタートアップ企業CRUST JAPAN株式会社が、ビールにアップサイクルすることを提案。伊勢角屋麦酒と共に「一滴への想い、一粒への想い」をコンセプトに、ごはんを最後まで大切にしたいという想いからサステナブルなビールが誕生した。
“ハレの日の乾杯シーンで楽しんでいただきたいビール”“ごはんから作られたビール”であることから、「ハレと穂」と名付けられた。
6月21日(水)から象印マホービンが運営する「象印食堂(大阪本店、東京店)」での提供、および伊勢角屋オンラインストア、イオンリカー株式会社の各店舗(四谷店、日吉店、蒲田店)で販売する
商品名 |
「ハレと穂」 |
希望小売価格(税込) |
660円 |
内容量 |
330mL |
ビールの種類 |
ラガービール |
アルコール度数 |
5.0% |
賞味期限 |
約6ヵ月 |
味の特長 |
・ごはんを原料とすることでさっぱりとドライな後味に ・白ブドウ果汁を加えた爽やかな味わいで和食にもぴったり ・シュワシュワとした炭酸感 ・象印食堂の繊細な前菜の味付けと一緒に 楽しんでいただけるような苦みのバランス ・ごはんを想起する淡い色合い |
製造元 |
有限会社二軒茶屋餅角屋本店(伊勢角屋麦酒) |
商品ページURL |
「ハレと穂」の製造工程
「糖化」の工程で、炊飯試験で炊いたごはん(冷凍したもの)を麦芽とともに投入する。
構成/編集部