小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

大企業、中小企業の経営陣に聞いたChatGPTを活用できる自社の業務TOP3

2023.08.04

大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」

「Q8.あなたは今後、「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムがあれば、自社の業務で活用したいと思いますか」と質問したところ、大企業(n=101)は「非常にそう思う」が35.6%、「ややそう思う」が42.6%、中小企業(n=107)は「非常にそう思う」が16.0%、「ややそう思う」が33.6%という結果になった。

システムに期待すること、「機密性の高いデータ管理ができるシステム」が1位に

Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q9.「企業専用のChatGPT環境」を構築できるシステムにおいて、具体的にどのようなことを望みますか(複数回答)」と質問したところ、大企業(n=79)は「機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が48.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.6%、中小企業(n=53)は機密性の高いデータの管理が可能なシステム」が49.1%、「実務とマッチする業務運用支援」が45.3%という回答結果になっている。

調査まとめ

今回は、大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名を対象に、大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査を実施した。

まず、ChatGPTの活用経験について聞いたところ、大企業の56.4%、中小企業の32.7%がChatGPTの活用経験があると回答。具体的な活用の場面に関しては、「質問・調べ物」が最多となった。

次に、大企業の21.8%、中小企業の3.7%が「ChatGPTの積極的な活用を推奨している」と回答しており、大企業と中小企業での積極性に大きな差が現れた。

ChatGPTの活用を推進している企業では、「記事やレポートの作成・校正・添削」の業務で活用されることが多く、「作業時間の削減に繋がる」などのメリットを実感していることがわかった。

一方、一部ではChatGPTの活用を禁止している企業もあり、その理由としては「情報漏洩や著作権等の観点への懸念」や「社内での活用ルールを明確にできていない」などが挙がっている。

そして、大企業の78.2%、中小企業の49.4%が「企業専用のChatGPT環境の構築システムを活用したい」と回答しており、ChatGPTに期待が寄せられていることも明らかになった。

今回の調査では、大企業と中小企業を比較した際に、大企業の方がChatGPTの業務活用に積極性を見せており、推奨するか禁止するかというルール作りについても、大企業の方が明確なルールを示しているケースが多いことがわかった。

大企業・中小企業に関わらず、将来的に企業専用の環境を整えたいという声が多く集まっており、今後、ChatGPTをどう業務に活用していくかが、業務効率化の重要な鍵となるのではないか。

調査概要
調査概要/大企業/中小企業経営者のChatGPTに関する意識比較調査
調査方法/IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間/2023年5月26日〜同年5月31日
有効回答/大企業(従業員数1000名以上)経営者・役員101名、中小企業(従業員数20名〜100名規模)経営者・役員107名

関連情報
https://www.arsaga.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。