株式会社ポケモンは、朝起きることが楽しみになる睡眠ゲームアプリ『Pokémon Sleep』リリースを機に現在の睡眠事情の実態を知るべく、睡眠に関する意識調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
調査結果からは、日々の生活で「睡眠の時間」が重要視されている一方、約半数は自身の睡眠時間に満足できていない実態や睡眠時間すら有効に活用したいという思いが判明。また、寝ることが楽しみである一方、起きることへの楽しみが見いだせていない現状もわかった。
「睡眠の時間」が日々の生活での重要度1位に
日々の生活の中で重要視していることを聞くと、1位が「睡眠の時間」で59.6%、2位が「趣味の時間」で55.8%、3位が「家族との時間」44.9%という結果になった。さらに、約9割の人が睡眠は心身を癒すためにも大事なことだと考えていることがわかった。
重要視しているが、約半数の人が自分の睡眠時間に満足できていない
平日と休日の理想と現実の平均睡眠時間をそれぞれ調査したところ、平日では理想の平均睡眠時間が7.3時間、現実が6.2時間で差が1.1時間、休日では理想の平均睡眠時間が7.5時間、現実が6.7時間で差が0.8時間となり、平日も休日も約1時間ほど理想と現実でギャップがあるという結果が得られた。
最近の睡眠時間に満足しているかという設問には、「満足していない」が19.6%、「あまり満足していない」が33.3%で約半数の52.9%の人が最近の平均睡眠時間に満足できていないと回答。
また、睡眠不足の理由の1位が「悩みやストレスで寝付けない」で27.1%、2位が「個人的な趣味の時間を優先したい」で20.3%、3位が「仕事が忙しい」13.0%という結果となった。
※平均睡眠時間は、「3時間未満を2.5時間、3時間以上〜4時間未満を3.5時間、以降同様に中央の時間、10時間以上を10.5時間と仮定し、回答人数の総和から算出」
約5割の人が睡眠の時間を有効活用したいと回答
睡眠を重要視している人が多い一方、「寝る時間も有効活用したいと思いますか?」という設問に、45.1%が「あてはまる」と回答。約半数の人が睡眠の時間も有効活用したいと考えているようだ。
特に20代~40代は「あてはまる」と回答した人が50%を上回っておりその傾向が強く、睡眠時間すらもタイパを上げたいという思いが見られた。
睡眠時間を削ってまでやりたいことの1位「スマホやPCなどでの動画視聴」
睡眠時間を削ってまでやりたいことがあるかを聞くと、5人に1人があると回答。あると回答した人に最も睡眠時間を削っている内容を聞くと、1位が「スマホやPCなどでの動画視聴」で16.8%、2位が「仕事・勉強」で15.6%、3位が「テレビ」で12.3%という結果となり、さらに約7割の人が週5日以上の頻度で睡眠時間を削っていると回答した。
「寝るのが楽しみ」が約7割な一方、起きるのが「楽しみではない」も約7割
寝るのが楽しみかを聞くと、約7割が「楽しみ」と回答。その内約8割の人が「寝ること自体が好き」と回答した。
一方、起きるのが楽しみかを聞くと、約7割が「楽しみでない」という逆の結果となった。寝ることへ楽しみな思いが強い反面、眠りが覚め、起きることへの楽しみがないようだ。
「睡眠に関する意識調査」調査概要
調査対象者/性別:男女 年代:20歳~69歳
調査地域/全国(北海道・東北、関東、北陸・中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄 各150サンプル)
調査期間/2023年6月30日~2023年7月3日
調査人数/900人
関連情報
https://www.pokemonsleep.net/
構成/清水眞希