リモートワークは減少傾向。今後の出社頻度「ほぼ出社」を予定している人は半数以上にのぼる
Q13. あなたがお勤めの企業の現在の出社頻度をお答えください。(単数回答、n=500)
また、今後の出社頻度についてもお答えください。(単数回答、n=500)
続いて、新卒採用活動を実施した企業の働き方について聞いた。現在の出社頻度についてうかがったところ、全体では「フル出社」が最も多く35.4%という結果となった。出社の割合が半数以上(フル出社~6割出社)の企業は合計81.8%にものぼり新卒採用活動を実施している多くの企業で出社が増えているようだ。
また、今後の出社頻度についても聞いたところ、「ほぼ出社」が50.2%、「やや出社頻度が多い」(23.8%)とあわせて74.0%の企業で出社が多い働き方になることがわかった。
副業制度がある企業は28.2%
Q14. あなたがお勤めの企業では副業制度がありますか。(単数回答、n=500)
また、お勤めの企業で副業制度を設けられている(検討している)理由をお答えください。(複数回答、n=335)
働き方の多様化が進む中、政府は「副業・兼業の解禁」を推奨している。そこで、副業制度があるか聞いた。全体では「副業制度がある」と回答したのは28.2%。また、「現在副業制度はないが、今後副業制度を作る予定」(21.4%)、「現在副業制度はないが、副業制度を作るか検討中」(17.4%)を合わせると67.0%となり、多くの企業で副業制度導入に向け何かしらの動きがあるようだ。
また、フリーランスの採用別で比較すると、「昨年度以降フリーランスの採用を実施した」(39.5%)の企業で副業制度があるのに対し、「フリーランスの採用を実施していない(実施する予定はない)」企業では18.6%と20.9ポイントの差があることが判明した。
副業制度を導入・または検討中の企業に対して、副業制度を設けている(検討している)理由について聞いたところ、「多様な働き方を推奨するため」(48.4%)、「優秀な人材を確保するため」(44.8%)、「社員のスキルアップのため」(41.8%)と続いた。
<調査概要>
調査機関:アン・コンサルティング株式会社
調査対象:2023年度入社の新卒採用を実施した企業に勤める採用担当者
有効回答数:500サンプル
調査期間:2023年4月10日(月)~4月11日(火)
調査方法:インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入している。そのため、数字の合計が100%とならない場合がある。
出典元:アン・コンサルティング株式会社
構成/こじへい