サスペンションの寿命と交換の目安は?
サスペンション本体や部品を交換する時期の目安については、走行距離や使用年数で判断するのが一般的。よく走る道路のコンディションなどの条件によって適切なタイミングは変わるが、基本的には「走行距離50000km以上、または購入から10年経過」が寿命の目安とされている。
サスペンションを交換するメリット
最後に、サスペンションを交換するメリットを紹介する。
乗り心地を向上できる
サスペンションを構成する部品のコイルスプリングやショックアブソーバーには寿命がある。バネやオイルが劣化すると、衝撃に対する吸収力が弱まり、乗り心地も低下してしまう。ゴムが劣化すると、オイル漏れが起こることもある。 サスペンションを好みの乗り心地に合わせた性能のものに交換することで、本来の乗り心地を取り戻して安全な走行が期待できる。
機能性と安定性の向上で好みの走りに近づける
普段から山道を走る機会の多い方や車の性能を存分に活かしたい方は、車に合った性能のサスペンションに変えることで、求める走りが期待できる。
車高調整で好みの見た目に変えられる
サスペンションの製品の中には、車高変更を目的とした車高調整式のサスペンションもある。車高を下げすぎて違法に触れない範囲で、サスペンションを交換することで車をより好みの見た目に近づけることもできる。
※データは2023年7月中旬時点のもの。
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文/編集部