ワイルドを追求するなら『グランドチェロキー』、上質感を求めるなら『レンジローバー スポーツ』
ジープ『グランドチェロキー』
[運動性能]2.0Lターボと8速ATの組み合わせは低回転からのレスポンスも良く俊敏。ハンドリングは重めで直進性重視。18点
[居住性]前後席とも広さは十分だが乗り込む時に車高が高いのでせめてハンドグリップが欲しい。後席の居住性は良い。18点
[装備の充実度]安全装備も充実、悪路走破性は高い。最上級グレードはさらに充実。プラグインハイブリッドも使える。19点
[デザイン]伝統を重んじた逆スラントノーズグリルや直線を生かしたボディーラインは力強さがありいかにもジープらしい。19点
[爽快感]軽快というより落ち着きがあり貫禄さえ感じさせる雰囲気。ゆったりハイウェイを走るシーンが似合うクルマだ。18点
[評価点数]92点
ランドローバー『レンジローバー スポーツ』
[運動性能]直6、3Lのディーゼルターボはトルクもありエンジン音も静か。エアサスはオプションの4WSがあれば完璧。19点
[居住性]前後席とも圧迫感はないが、荷台はやや狭い。前席の視界は良好。後席のドアウインドウが全開しないのが残念。18点
[装備の充実度]エアサス付きで悪路走破性も渡河性能もハイレベル。ラグジュアリーな装備や先進安全装備も充実している。19点
[デザイン]フロントグリルのフラッシュサーフェイス、リアに向かってのクーペルックは上質なスポーツSUVを演出している。19点
[爽快感]直進性の強いハンドリングには、オプションの4WSがほしい。ディーゼルエンジンの音や振動の抑え方は見事。19点
[評価点数]94点
取材・文/石川真禧照 撮影/望月浩彦
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。