効率性を最適化しEVでの走行距離を拡大するSUV
ランドローバー『レンジローバー スポーツ』
Specification
■全長×全幅×全高:4960×2005×1820mm
■ホイールベース:2995mm
■車両重量:2480kg
■排気量:2993cc
■エンジン形式:直列6気筒ディーゼルターボ+モーター
■最高出力:300PS/4000rpm+18PS
■最大トルク:650Nm/1500〜2000rpm+42Nm
■変速機:8速AT
■燃費:11.3km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:1457万円
※「オートバイオグラフィーD300」
台形を強調したフロントデザイン。LEDヘッドライトは薄目で、グリルも狭く、フラッシュサーフェイス化している。ボンネットはボディー側面から大きく開く伝統のクラムシェルを採用。
ボディーラインとルーフラインは後方に向けて傾斜しており、クーペ的なプロポーションでスポーツモデルらしさを演出。フロントマスクのフラッシュサーフェイスも一目瞭然。
ゲート開口部の高さはノーマルでは『グランドチェロキー』より30mmほど高いが、車高調節を利用すれば最高位920mmから最低位790mmまで開口部の高さを調節できる。
柔と剛を併せ持ったマルチに使える万能SUV
ジープ『グランドチェロキー』
エンジンルーム
直列4気筒2Lガソリンターボエンジンは横置きで272PS、400Nmを発生。一方2つのモーターは60PS、54Nmと145PS、255Nmを発生する。
運転席と各種装備
前席はセンターコンソールを中心に運転席と助手席が分かれる。空調操作を重視したインパネは快適志向のアメリカ車的。
シートスペース
前席の着座位置は高めにするとドアの上縁に頭がぶつかりやすくなる。Aピラーにグリップがあると乗り込みやすい。
ラゲージスペース
荷室は奥行き、左右幅ともに1m以上ある。サブトランクにスペアタイヤと充電ケーブルを格納。後席は6対4で倒れリクライニングする。
【 ココがポイント!】多彩なドライブモードで効率よくパワフルに走る
8速ATのシフトはダイヤル式。ドライブモードスイッチはその左横にある。ROCK/SAND・NUD/SNOW/AUTO/SPORT/HYBRID/ELECTRIC/e-SAVEの電気走行モードを備えている。
【 ココがポイント!】充電は200V専用で40km以上のEC走行が可能
充電口はフロントフェンダーの左にある。200V専用。100%充電状態での航続距離は43km、充電時間は5時間41分と表示されていた。燃費は6~10km/Lが実走燃費。
ランドローバー『レンジローバー スポーツ』
エンジンルーム
新開発の直6ディーゼルターボエンジンは縦置き。音・振動ともに抑えられている。ガソリンエンジンも限定で販売されている。
運転席と各種装備
木目などはないが高級感の漂うインパネのデザイン。ハンドルもオフホワイトにレザーを採用。ナビ画面も大型で見やすい。
シートスペース
シートの表皮にもオフホワイトを使用。高めの着座位置でボンネットが見えるのはランドローバー社のオフロードカーの鉄板。
ラゲージスペース
奥行き、左右幅ともに『グランドチエロキー』よりやや狭い荷室。4/2/4の分割可倒式。荷台の手前床にボードが立ち上がる。
【 ココがポイント!】自動でせり出すドア下のステップが便利
ドアを開けると、自動的に足元にステップがせり出してくるので、乗り降りするにはとても便利。オプションパーツのディプロイアブルサイドステップキットで価格は59万840円と高額。
【 ココがポイント!】迫力満点の23インチタイヤでスポーツ性能をアピール
「ローンチエディション」のガソリン車を含めると6グレードあるが、エアサスや悪路走破用のテレインレスポンス2は標準装備。23インチホイール+285/40R23タイヤはオプション。