小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Metaの新しいSNS「Threads」はTwitterを超えられるのか?

2023.07.16

サブスクサービス開始

筆者はどちらかと言えば「コラムライター」である。

Webメディアのコラムライターやルポライターの悩み、それは記事入稿から配信までにタイムラグがあるということだ。その間にせっかく調べた事象に何か大きなアクションが発生すれば、記事自体が古くなってしまう。

この記事を書いている最中にも、MetaがInstagram向けにサブスクリプションサービスを始めたという報道が舞い込んだ。これを利用すれば、Threadsのアカウントにも本人認証マークがつくとしている。

この分なら、いずれThreadsは名実共に「第2のTwitter」になってしまうのではないか? 実際、TwitterからThreadsへ乗り換える人が相次いでいるという報道もある。

しかし、それはThreadsがTwitterを崖の下に落とす前兆ではなく「Twitterとの棲み分け」を予言する現象ではないかとも思ってしまう。

上述の通り、SNSにも「雰囲気」というものが存在する。そして日本人は「雰囲気」や「空気」を読むことに世界一長けた人々だ。だからこそ「程よい雑多感」に満ちたTwitterが日本人の間で普及した。

何しろ日本は、FacebookのユーザーよりTwitterのユーザーのほうが多い稀有な国なのだ。

企業の広報担当者も、このあたりを把握する必要がある。

Threads向け広告戦略を確立する

今後起こり得るのは、「この商品はThreadsユーザー向きだがTwitterユーザー向きではない」というようなSNS広告戦略の確立である。

或いは同じ商品でも、Threads向けとTwitter向けでは広告の方向性が違う……ということもあるだろう。

企業としては、両SNSの特徴を見極めて戦略的な広告を打つ必要が出てくる。

Threadsがスタートダッシュの勢いを維持するか、それとも北半球の夏を一時だけ飾る打ち上げ花火に終わるかは分からない。

が、結果はどうあれ「どんな方向性のSNSか」を調べておく価値は十分にある。

取材・文/澤田真一

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。