現代の結婚祝いギフトは贈り手も貰い手も負担にならない「気軽さ」「カジュアルな結婚祝いギフト」がトレンドに
コロナ禍を経て、結婚式は壮大なセレモニーから少人数婚やフォトウェディング等、カジュアルな形式で実施するケースが増えてきている※。
結婚祝いでご祝儀を渡す機会が少なくなってきた現在、「結婚祝いギフト」の考え方にはどのような変化があったのだろうか。※2022年ESP総研調べ
お花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を運営する、ユーザーライクは、20代~40代の男女800人を対象に、結婚祝いギフトに関する調査を行った。
結婚を知る手段、ハガキではなく20代・30代を中心に「LINEや電話」が主流に
コロナ禍で、壮大に行われる披露宴や結婚式が減り、少人数で行うコンパクトな挙式やフォトウェディングなどが増加している。
結婚を知る手段にも変化があり、40代では「直接会ったとき(51.7%)」が最多であるのに対し、20代・30代では「LINEや電話」が最多となった。
さらに、20代では、他年代と比較すると「SNS投稿(34.3%)」が突出して多い他、半数以上がコロナ前と比較してSNS投稿から知ることが増えたと実感するなど、若い世代ほどカジュアルに結婚の報告をしている人が多いようだ。
実際に会う機会が減少したことで結婚祝いも減少!?「結婚祝いをしていない」年代は20代が最多
結婚祝いギフトを渡したいと思っている人が7割以上いるものの、LINEや電話・SNS投稿で結婚を知るケースが増えたことで、会う機会自体が減り、実際は「結婚祝いをしていない」人が半数以上いることが分かった。
年代別でみると、知人友人の結婚をSNS投稿で知ることが最も多い20代が、「結婚祝いをしていない」割合も最も高い結果に。
「お祝いができていない」割合が最も高かった20代に着目すると、「機会がない(59.7%)」という回答が最も多くなっていた。
20代を中心にLINEや電話・SNS投稿で結婚を知る機会が増え、直接会って祝う機会が減少し、それによってお祝いをしたいと思いつつも実際にはできない現状が伺える。
また、「相手の負担になりたくない気を遣わせたくないから(43.7%)」という回答も多く、貰い手への様々な気遣いから、本当はお祝いをしたいものの見送ってしまう、贈る側のジレンマが浮き彫りになった。