米国企業を中心に生成AIサービスは進化する
米国企業を中心とした生成AIサービスの進化には、相当な研究開発費が必要です。
こうした視点に立てば、ビッグ・テックを含む米国のテクノロジー企業は膨大な資金を投入できるため、明らかに有利な立場にあるといえるでしょう。
なぜなら、世界トップクラスの専門家や研究者を集めて革新的な技術の開発に取り組む環境があるからです。その結果、画期的な生成AIサービスが次々と生まれていき、世界中の人々に利用されるという構図は今後も変わらないことが予想されます。
つまり生成AIの進化は世界的なトレンドではあるものの、今後もその主導権は米国企業を中心に進んでいく確率が高いでしょう。
おわりに 新たな生成AIサービスも続々と登場しています
筆者自身、生成AIサービスは一通り試しました。
それはライターとして、投資家として、AIを使ってどのようなサービスが誕生するのかを知るためには、とにかく体験してみるしかないと感じたからです。
実際に使っていくなかで便利なサービスと実感したのは、やはりChatGPTのプラグイン機能です。これは有料課金サービスのChatGPT-4によって利用することができます。
このプラグイン機能を活用すると、ChatGPT上でさまざまなアプリ(既に80個以上)が使用することができます。
そのなかで感動したサービスの一つが「PortfolioPilot」です。
このサービスを使えば企業情報の解説や関連記事の紹介、銘柄の業績比較などもまとめてくれるため、金融関係者や投資家にとって、優秀なアシスタントが身近にいるような存在となるでしょう。
しかし忘れてはいけないことがあります。
まず前提としてAIに具体的な質問する知識がなければ、求めている具体的な情報を引き出せないということです。
つまり生成AIサービスを活用できるかどうかによって、個人のパフォーマンスにも大きな差が生まれてくることになるため、ビジネスパーソンとして、AIを上手に活用することが求められる時代に突入したといえるでしょう。
今回は米国企業VSシリーズとして生成AIをテーマに解説させていただきました。
次回もどうぞよろしくお願い致します。
文/鈴木林太郎
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