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ずっと気になっていた高級シャワーヘッド「リファファインバブルS」を使ってみてわかった○と×

2023.06.24

リファファインバブルS。

 僕が毎日メンズコスメを使っていることは、2018年1月に@ダイムに書いた。その後5年以上が経つが、今でもローション、美容液、アイクリームを毎日使っている。コスメとともに美容のために愛用しているリファの美顔ローラーは、つい最近新しいモデルを購入した。こちらは球部に凹凸がいくつもあり、顔の上でコロコロ転がすと旧モデルよりずっと刺激が強く、効いている感がより湧いてくる。

現在のローションはハーバー、美容液はサントリーと日本製、アイクリームはフランス製のヨンカだ。使い切ると、概ね違うブランドに替える。

左が旧モデル、右が新規購入美顔ローラー。

ずっと気になっていたシャワーヘッド

 こんな美容派前期高齢者66歳がずっと気になっていたのが、テレビCMでお馴染みのシャワーヘッド、ミラブルプラスだ。何せシャワーをあてるだけで腕についたマジックインクが落ちるほどだから、その洗浄力は驚異的だ。とても欲しいが、お値段4万円台半ばは厳しい。我が家でシャワー(お風呂)を使うのは僕1人なので、ガス代や水道代を節約できても金額は大きくはない。ミラブルプラスを知ってしばらく経ってから、ジャパネットやテレビ朝日系「じゅん散歩」のテレビ通販ロッピングに、競合製品があることを知る。前者は1万円台半ば、後者は約1万円。製品説明を読むと素人には機能的な大差はないように思えるが、ここまで価格差があるにはそれだけの訳があるはずだと購入には至らなかった。その後リファにもファインバブルSというシャワーヘッドがあると知り、“リファなら!”と思ったが税込3万円はやはり厳しく思いとどまった。

 さてこの4月に、リファの発売元MTGの公式通販サイトにてアメックスで購入すると10%キャッシュバックというキャンペーンが始まった。とはいえ10%、ここで手が出るほど老後は豊かではない。だが5月20日の朝日新聞朝刊全面広告上に、“本日から3日間 父の日キャンペーン5200円相当引き”という文字が踊る(実際は10%引きの3000円お得 プラス2200円相当のバスマットで5200円相当、我が家にはバスマットは不要)。アメックスを使えば合わせておよそ20%引きとなる。今こそお買い時とお買い上げ、お買い得感を味わった。なんてお買い物上手。と思いきや、6月4日の朝日全面広告に、“夏のボーナスキャンペーン6700円相当引き”“15%引き4500円お得”の文字が。しまった、早まった。と悔やんだが、この原稿を書くにあたり5月末でアメックスのキャンペーンは終了と気づき、改めて賢い買い物をしたと喜んだ。

付属の交換用アダプター。我が家のTOTO製シャワーヘッドからの交換には不要だった。取説には、ノーリツ、リンナイ、LIXIL(INAX)製には交換できない機種あり、と書かれている。

左がリファ、右がTOTO。

こうして手に入れたリファとミラブルの価格差は約2万円ある。その機能・効果には価格相応の差があると考えるのが妥当だろう。しかし僕には経験がある。1年ほど前に@ダイムに書いたように、あのエアウィーブには手が出ないが、その4分の1ほどの値段で購入したアイリスオーヤマの類似商品を快適に使っている。シャワーヘッドにしろマットレスにしろ、日々の生活で使い比べることはまず不可能だ。スーパードライと一番搾りを飲み比べるようにはいかない。エアウィーブの方がずっと寝心地がいいはずとは確信するが、比べられない以上、本人が納得すればそれでいい。リファとミラブルもそういうことだと思う。さらに僕の場合、リファというブランドには、長年の美顔ローラーの愛用で親近感も信頼もある。

使ってわかったがっかりポイントと納得ポイント

 ではリファの使用レポートを。4つの水流モードがあり、まずは新聞広告では“全身に”とあるパワーストレート。“通常より強めの水流で広範囲の肌を一気に洗い流せる”と説明されているが、水圧は弱いと思う。ゆえに節水効果があるのだろうか。今まで使っていたシャワーヘッドに慣れた身には、困るほどではないが物足りない感がある。 “温かめに”とあるストレートは確かにパワーストレートよりは温かく、冬ならその違いがもっと感じられてありがたみが出るかもしれない。だが、やはり水圧は弱い。体を洗うにはこのどちらかのモードだろうが、体感上は今まで使っていたシャワーヘッドの方が心地いい。洗浄力はリファが上のはずだが、残念ながら実感はできなかった。

パワーストレートモード。

ストレートモード。

ジェットモード。

 “髪に”おすすめのジェットは、流石に水圧は強い。髪の毛や毛穴を集中砲火するような勢いだ。このモードで髪と頭皮に万遍なくお湯をあてる。髪の毛がキシキシして、汚れが落ちた感あり。体より髪の毛のほうが洗浄力はわかりやすいようだ。シャンプーは不要なのかもしれないが、そこは心許なくてシャンプーする。泡立ちが格段に良くなり、節シャンプー効果もありだ。さらに驚くのは、ドライヤー後の髪の落ち着き。美容院でブローしたかのようなまとまりの良さだ。

そして白眉は“顔に”使うミスト。顔についた皮脂が、ミストをあてるだけで落ちる。手で擦らなくてもいい。ちなみに他のモードを顔にあててもこうはいかないようだ。ふんわりミストを浴びながら洗顔、しかもミストなので呼吸しても鼻に水が入ってこない。この場合も洗顔石鹸不要かもしれないが、長年の習慣で使う。これまた、その泡立ちの良いこと。恥ずかしながら、僕は夏になると足裏が臭い指の間が水虫になることもある。その予防になるかは不明だが、足裏と指間にもミストをあてることにした。ミストの欠点はミストゆえが、温かくない。冬なら冷たい? と思うくらいだ。シャワーヘッドに顔を近づけると温かいことがわかり、首を伸ばして使っている。

ミストモード。

 もうひとつ、リファファインバブルSには、新聞広告には謳われていない機能があった。普通なら読まない取説を読んで知ったのだが、“シルキーバス”がつくれるという。お湯をはった浴槽に、ストレートモードでお湯を出しながらシャワーヘッドを入れる。するとお湯が白濁してくるという。やってみると30秒ほどで、お湯の透明度が下がってきた。白濁というと白濁した温泉の色をイメージしてしまうが、微細な泡がお湯の中にたくさん生じて透明でなくなる感じだ。3分くらいお湯を出し続けたが、透明度的には変化がないので終了。早速お風呂に浸かると、お湯が柔らかい。程なくして、透明なお湯に戻った。その後は、普通のお風呂との違いは感じない。特にありがたみはなく、再び“シルキーバス”をつくることはないだろう。

お湯は透明だが……。

約30秒でこの状態に。

 最後に腕にマジックインクをつけて、ミストモードでお湯をかけてみた。1分間かけるが、落ちる気配はない。そこで指で強く擦ると、少しずつ落ちてくる。指だけではなかなか落ちず、爪を立てて擦ったら完全に落ちた。もちろん、石鹸は使っていない。

マジックインクを腕につけると……

水流だけでは落ちないが、擦れば落ちてくる。

 以上のように効果という意味ではなんとも言えない点があるにはあるが、ミストモードとジェットモードは十二分に効果を実感できるし、4つのモードを使い分けて全身を洗うという“楽しさ”があり、いい買い物をしたと思う。リファであれミラブルであれ他の製品であれ、水流を使い分けるシャワータイムは日々の入浴時間を充実させることは間違いない。

文/斎藤好一

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