新型コロナウイルス感染症が5類に移行された後、「Withコロナ」から「Afterコロナ」へ意識が変化してきている。コロナ禍で行動制限があった分、今年の夏は旅行を楽しみたいと考えている人も多いのではないだろうか。
『じゃらんリサーチセンター』(JRC)は、旅行者の旅行意欲や行動予定を定期的に聴取して広く公開する「国内宿泊旅行ニーズ調査」(旧称「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査)を2020年3月より継続して実施しており、このたび最新の調査結果を発表したので詳細をお伝えしよう。
国内宿泊旅行の意欲は70.9%、旅行に行く予定の人の割合は38.5%!旅行に行く気軽さが大幅に上昇
新型コロナウイルス感染症の影響下の国内宿泊旅行に関する旅行意欲について、時期ごとの変化を分析した。
今回調査(2023 年5 月)では「4.旅行に行きたいが様子をみている層」「5.予定をしており、気を付けながら行く層」「6.予定をしており、気にせず行く層」を合計した「7.旅行意欲ありの層」(赤い折れ線)は前回調査(2023 年3 月)から1.3 ポイント増加して最新値は70.9%で調査開始以来の最高を更新した。これは、昨年5 月時点から7.5 ポイント増加となる。
「5.予定をしており、気を付けながら行く層」「6.予定をしており、気にせず行く層」の合計である実際に旅行を予定している人の割合は、前回から2.3 ポイント増加して調査開始以来最高の38.5%となり、昨年5 月時点から8.9 ポイント増加した。
Q.今後のレジャーの計画についてお聞きします。新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、現時点でのお気持ちに近いものをお選びください。※複数予定しているものがある場合は、直近で予定しているものについてお答えください。(国内宿泊旅行)(全体/単一回答)