食洗機を使う時、手洗い用の洗剤を使うのではなく食洗機用の洗剤が推奨されています。これにはちゃんとした理由があるのでご説明します。
食洗機は専用の洗剤を使うべき! その理由は??
食洗機に手洗い用洗剤を使うのではなく、食洗機専用の洗剤を使うことが推奨されています。なぜなら洗浄成分が異なるからです。
手洗い用と食洗機用洗剤の違い
手洗いで食器を洗う場合、汚れ落ちを目で見て手の力を調整しながら洗います。なので、手洗い用洗剤には手ごわい油汚れを落とすように界面活性剤が主成分のものが多いです。
一方、食洗機は機械により一定の噴射水流で洗うため、食洗機用洗剤には様々な汚れに対応できるよう複数の洗剤成分が配合されています。
食洗機用洗剤には他にも特徴が
先ほど説明したように、複数の洗剤成分が配合されています。手洗い用には配合できない洗浄力の高い洗剤成分である〝たんぱく質分解酵素〟と〝デンプン分解酵素〟が含まれていることが多いです。洗浄力が高い洗浄成分なので、誤って手洗いに使ってしまうと手荒れの原因になるので注意しましょう。
また、庫内が泡立つと噴射水流を妨げてしまうので、食洗機用洗剤には泡立ちが少なくなるような成分が配合されています。
【参考】ライオン|食洗機用洗剤とは
食洗機用洗剤の種類①粉末タイプ
酵素とアルカリ剤、漂白剤などが配合されているのが粉末タイプ。アルカリ性が高いのが多いので、アルミ素材の調理器具や食器類などは化学反応で白くなりやすいです。また、他タイプの洗剤に比べてお手頃価格なのが多いのも特徴です。
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※すべての菌を除菌できるわけではありません。