iPhoneを快適かつ安心して利用するためには、最新のソフトウエアへアップデートすることがおすすめです。
本記事では、今さら人には聞けない、iPhoneのソフトウエアアップデートのやり方や、できないときの対処法などを詳しく解説。iPhoneを使うなら、必要に応じてソフトウエアアップデートを行い、最適な状態で使うようにしましょう。
目次
iPhoneのソフトウエアアップデート手順を1から解説!
iPhoneのソフトウエアアップデートを行う方法は、自動と手動の2種類があります。まずは、iOSの最新バージョンが配信された際に、自動でソフトウエアアップデートが行われるように設定する手順を解説します。
「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデート」と進み、自動ダウンロードとインストールをオンにします。これで、iPhoneが夜間に充電中かつWi-Fiに接続されているときに、自動的にアップデートが行われます。
ソフトウエアアップデートを行う前には、バックアップを取ることが推奨されているので、自動バックアップもオンにしておくのがおすすめです。
【参考】初心者必読!iPhoneをアップデートする手順とその前後にやるべきこと
iPhoneのソフトウエアをアップデートする方法
iPhoneのソフトウェアを手動でアップデートする方法を解説します。
新しいバージョンのソフトウエアがある場合は、「設定」アプリを開いた際に「ソフトウェアアップデートあり」と表示されているので、タップします。もしくは、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を順にタップします。
アップデートできるiOSの最新バージョンが表示されるので、「ダウンロードしてインストール」をタップします。パスコードを入力すると、「モバイルデータ通信を使用してダウンロードしますか?」という表示が出ますが、これで「モバイルデータ通信を使用しない」を選択しておけば、何らかの理由でWi-Fi接続が解除された場合、ダウンロードが中断されるので、データ通信の容量を使ってしまう心配がありません。
アップデート中はバーが徐々に進んでいき、残り時間の目安も表示されます。ダウンロードが終わると、残り時間が表示されていたところが「アップデートを準備中」に変わります。
準備が終わると、アップデートが自動的に始まりますが、始めるかどうかを選ぶ画面が10秒程度表示されるので、すぐにアップデートしない場合はここで「あとで」を選択しましょう。
アップデートが始まると、画面が黒くなって、アップルマークの下に進行具合を示すバーが表示されます。アップデートが終了し、パスコードを入力すれば、iPhoneが使えるようになります。
iPhoneのソフトウエアアップデートをする前に確認したいチェックポイント
実際に行う前に、ソフトウエアアップデートについて知っておくべきことを確認しましょう。
iPhoneのソフトウエアアップデートにはどれくらいの時間がかかる?
ソフトウエアアップデートにかかる時間は、数分程度から、長い場合は数時間かかることもあります。アップデートするデータの量などによってかかる時間は変わってくるので、時間に余裕があるときにしっかり充電された状態で始めるようにしましょう。
iPhoneのソフトウエアアップデートはWi-Fi接続が必須?
ソフトウエアアップデートはWi-Fiに接続した状態で行うのが一般的です。アップデートの内容によってはデータ量が多くなり、モバイル通信にすると膨大な通信量になって、契約内容によっては多額の費用が必要になることがあるためです。モバイル通信でソフトウエアアップデートを行うことも可能ですが、事前に定額制かどうかなど通信料の契約を確認しておきましょう。
Wi-Fi接続ができない場合は、コンピュータを使ってアップデートも可能です。ケーブルでコンピュータとiPhoneを接続して行いますが、操作はMacとWindowsで異なります。
macOS 10.15以降のMacの場合は、FinderのサイドバーでiPhoneを選択し、ウインドウ上部の「一般」から「アップデートを確認」をクリックして、利用可能なアップデートがあれば選択します。
macOS 10.14以前のMacやWindowsの場合は、iTunesを開いてウインドウ左上付近のiPhoneマークをクリックして「概要」を選択。「アップデートを確認」からアップデートを行います。
【参考】Wi-Fi環境のない場所でiPhoneをアップデートする方法
iPhoneのソフトウエアアップデートの内容は前もって確認できる?
前もってソフトウエアアップデートの内容を確認したい場合は、Appleの公式サイトに記載されているのでチェックしましょう。
また、アップデートを始める画面でも、アップデートの内容を確認できます。「詳しい情報」をタップすればアップデートの内容が詳しく表示されます。
iPhoneのソフトウエアアップデートができないときは?
ソフトウエアアップデートが上手くできないときの原因は多岐に渡ります。ここからは、代表的な原因と対処法を解説します。
iPhoneのソフトウエアアップデートに時間がかかるときの対処法
最新バージョンのダウンロードに時間がかかる場合は、インターネットの速度が遅いか、他のコンテンツのダウンロードが関係している可能性があります。通信速度の速い場所でダウンロード行うか、他のコンテンツのダウンロードを控えることで、解消する場合があります。
ソフトウエアアップデートのインストールが終わらない場合は、アップデートのサイズが大きくて進行状況バーが進まないように見えている可能性があります。フリーズしてしまった場合は、「音量を上げるボタンを押してすぐに放す」>「音量を下げるボタンを押してすぐに放す」>「サイドボタンを長押し」で強制再起動ができます。※iPhone8以降に限る。
iPhoneのソフトウエアアップデートでエラーが発生する場合は?
ソフトウエアアップデートでエラーが発生する場合、以下の原因が考えられます。
アップデートに必要な空き容量が不足している場合は、ソフトウエアアップデートが行えません。使っていないアプリやコンテンツを削除して、アップデート用に容量を確保しましょう。
デバイスが最新のソフトウエアに対応していない場合も、エラーが発生し、ソフトウエアアップデートはできません。使用しているデバイスが、最新バージョンの iOS に対応しているか確かめましょう。
それでもソフトウエアアップデートができない場合は、ダウンロードしたアップデートファイルを削除して、再度ダウンロードを行い、アップデートを試みましょう。
最新のソフトウエアで、快適にiPhoneを使おう
iPhoneは利便性の向上やセキュリティ強化のため、定期的にソフトウエアアップデートを行います。アップデートファイルが公開されたら、早めにソフトウエアアップデートを行い、快適にiPhoneを使いましょう。
※データは2023年5月中旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット