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新生・日本代表のエースはこの男?スコットランドリーグで個人タイトルを総なめにした古橋亨梧の逆襲

2023.06.14

カタールW杯はまさかの落選。3月も落選で現地では異論噴出

 毎週のようにゴールを奪ったというニュースが流れるのだから、「古橋を日本代表に呼ぶべき」といった意見は国内外で高まっていた。が、昨年11月1日のカタールW杯メンバー発表会見で、森保監督の口から彼の名前が呼ばれることはなかった。上記の浅野、前田、上田に加えて、昨季Jリーグで急成長した町野修斗(湘南)が滑り込み、173センチ・66キロという小柄なFWは選外と判断されたのだ。

 そればかりではない。今季後半戦に入ってゴールを取りまくっていたにも関わらず、3月の第2次森保ジャパン初陣2連戦も選考漏れ。このメンバー発表会見で森保監督が「リーグレベル」という言葉を口にしたことで、現地では大ブーイングが沸き起こった。

 おそらく指揮官は「今季スコットランドはセルティックとレンジャーズの2強の構図で、セルティックは大半の試合で主導権を握りながら戦える。となれば、FWは背負ってタメを作ったり、守備のハードワークを強いられる状況が少なくなり、前向きでプレーしてゴールに迫っていける回数も多くなる。そこは代表の置かれた環境とは大きな違いだ」といった趣旨での発言だったのだろうが、現地のファンや関係者はそう受け取らない。結果として「古橋をなぜ呼ばないのか」という異論が高まっていったのである。

FW争いを繰り広げる上田綺世(右)とボール回しに参加する古橋(左=筆者撮影)

 こうした雑音にめげることなく、古橋はコツコツと得点を重ね、数字を伸ばしていった。

「自分にフォーカスして、自分がやれることをやり続ける。そうすれば、いつか呼んでもらえりと思って頑張って頑張った。呼ばれた時に自分らしくゴールという表現をできたらと思ってやってきました」と本人はいかにも彼らしい謙虚な口ぶりで話していたが、それはプロになる前から継続してきたスタンス。そういった人間性も含め、森保監督は改めて古橋を評価し、このタイミングで抜擢するに至ったのである。

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