DIME MAGAZINE
大人もハマる最新おもちゃ列伝
おもちゃは子供のためだけのモノではない。最先端の技術と斬新なアイディアで、大人もついハマってしまうホビー・ゲームが今年も多数見られた。たとえば…
超小型の変形型月面ロボット、タカラトミー「SORA-Q Flagship Model」
JAXA等との共同開発によって生まれた超小型の変形型月面ロボット、タカラトミーの「SORA-Q Flagship Model」。
今年9月発売予定の家庭で遊べる月面ロボットは、月に行く機体と同じ大きさで専用アプリで操作することができる。
直径約80mm、質量約250gの超小型ながら、瞬時に球体が左右に拡張変形し、本体カメラで写真撮影やARを活用して月面探査の擬似体験ができるなど、夢のような大人のホビーだ。メーカー希望小売価格27,500円（税込）。
公式：https://www.takaratomy.co.jp/products/space-toy/flagshipmodel/
画像：https://kyodonewsprwire.jp/release/202304124831
また、月面探査車がロボットに変形するトランスフォーマー「ルナクルーザープライム」。
JAXAとトヨタが共同研究した有人与圧ローバ（月面探査車）「ルナクルーザー」から「トランスフォーマー」に完全変形するロボットトイだ。こちらは2024年3月に発売される。メーカー希望小売価格11,000円(税込)。
公式：https://tf.takaratomy.co.jp/special/collaboration/lunarcruiserprime
画像：https://kyodonewsprwire.jp/release/202305316008/amp
さわれる新感覚デジタルペット「とびだせ！きゅーびっつ」
同じくタカラトミーから、ちょっと不思議なデジタルペットが登場。「とびだせ！きゅーびっつ」。
キューブを開けると、キャラクターが浮き出ているように見えて、しかもさわれる新感覚デジタルペット。なでると声を発したり、リアクションしたりする可愛いデジタルペットは、お世話をすればするほど進化していく。逆にかまってあげないと“家出”してしまうことも。これは一度さわってみてほしい！7月上旬発売予定。メーカー希望小売価格6,598円(税込)。
公式：https://www.takaratomy.co.jp/products/cubits/
そして、子供の頃にラジコンをやっていた方なら馴染み深いメーカー「京商エッグ」からは、床・壁・天井に張り付きながら走行するRCマシン「Live Style Type-ZERO」が登場。
月面探査車のような車体に「ダウンフォース・プロペラ」を採用。このプロペラが回転することで車体を押さえつけ、壁や天井などあらゆる角度の平面を走行することができる。
まさに反重力のラジコン！価格8,778円(税込)、7月14日発売予定だ。
公式：https://toy.kyosho.com/ja/tk050.html
日本の親子を虜にしている戦隊ヒーロー系おもちゃ
戦隊ヒーローやロボットはいくつになっても憧れの象徴でしかない。どんなアイドルや有名人より、最初に憧れるのは強い敵を倒しまくるヒーローなのだ。
もちろん、今をときめくスーパー戦隊シリーズの「王様戦隊キングオージャー」も多くの注目を集めていた。
バンダイが贈るロボットは驚異の10体合体「DXキングオージャー」。さらにバッタ、カブトムシ、サソリを模した「DX シュゴッドセット」を組み合わせると13体合体のレジェンドが誕生！販売価格9,350円(税込)。
公式：https://p-bandai.jp/item/item-1000193963/
タカラトミーの「ジョブレイバー」も魅力的だ。
トヨタやヤマト運輸、サカイ引越センターなどの乗り物が変形するロボットに加え、ハシゴ消防車ロボット「ギガントファイヤブレイバー 消防署アーマーDXセット」が注目を集めていた。
消防署とロボットが合体するというキットは大人もとにかくワクワクしてしまう。7月中旬発売予定。メーカー希望小売価格7,150円(税込)。
公式：https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/jobraver/products/shoubousho-dx/
まとめ
40代50代にとっては懐かしいおもちゃに心ときめき、子供の頃には想像できなかったアイテムに驚きと興奮を覚えるイベントとなった東京おもちゃショー2023。
ここで最後に、個人的に最も心揺さぶられたおもちゃを紹介したい。
コレだ。
タカラトミーアーツの「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」。
2009年に発売した同商品を大幅リニューアルし、見やすい2.8inchTFT液晶を使用。懐かしの名古屋撃ちやレインボーも再現。よりオリジナルの遊び心地を楽しめる。でも貯金箱だ。実際のテーブルゲームと比較するとこんな感じ。
もちろん、100円硬貨を投入することでプレイ可能。遊べば遊ぶだけ貯金ができて100円硬貨は80枚投入できる。
2009年には知らなかったこのゲーム、わたしは是非とも手に入れたい！販売価格12,500円(税込)。
公式：https://e.takaratomy-arts.co.jp/shop/g/g4904790751158/
文/太田ポーシャ
最新号
