「最近⼀番幸せを感じた買い物」は?
「Q4.あなたが最近で⼀番幸せを感じた買い物は何ですか?(⾃由回答、⼀部抜粋)」と質問したところ、以下のような回答が寄せられた。、幸せを感じるお⾦の使い⽅は多岐にわるものの、⾃分が喜びや楽しみを感じるだけでなく、それを他者とも共有する「幸循環消費」が影響していると⽰唆されている。
○⽇々の買い物や⾷事
・友達に焼⾁を奢ったとき。めちゃくちゃ喜んでいて⾃分もうれしかったです。(男性、20代)
・猫を保護したので、その⼦のためにケージやタワーなど、猫グッズを購⼊したこと(⼥性、70代)
○旅⾏などの⾮⽇常的な体験
・アミューズメントパークの40周年パレードを家族でみたこと。(男性、50代)
・妻とのハワイ旅⾏です。(男性、80代)
・スイスアルプス縦⾛の旅花、素晴しい⼭容、⼭⼩屋での仲間との飲酒時間。(男性、80代)
○⼤切な⼈への贈り物
・妊娠中に⼦どもの⽤品を買いに⾏ったこと。(⼥性、20代)
・息⼦の彼⼥に初めて会うときに渡す物を、何がいいかなーと楽しみながら探したプレゼント(⼥性、60代)
・⼦どもの誕⽣⽇プレゼントの、電⼦ピアノ。⾳楽が好きな娘にリクエストされ、プレゼントしました。喜ぶ姿は、こちらも嬉しくなります。(⼥性、30代)
・孫の玩具。初孫なので可愛くて仕⽅ありません。(男性、60代)
・⻑男のランドセルです。新品のランドセルを本⼈希望の⾊で購⼊でき、それを背負って学校に通う息⼦を⾒るのが幸せです。(⼥性、40代)
「幸循環消費」をしている人の方が、「100歳まで生きたい」と思っている割合が高い
「Q5.人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」(n=728)と尋ね、「幸循環消費」をしている人と、していない人のスコアを比較した。ここでは幸せを感じるお金の使い方をしており、そのお金を使う相手がいる人を「幸循環消費あり」としています。その結果、「幸循環消費」をしている人のほうが、「100歳まで生きたい」と思っている割合が高いことがわかった。特に、「そう思う」のスコアに差がみられた。
<調査概要>
調査名:【100年生活者調査〜お金編〜】
調査目的:生活者の消費行動と、幸福度や人生100年時代との関係把握
調査手法:インターネットモニター調査
調査期間:2023年4月
調査対象者:20〜80代の男女728名
構成/こじへい