6⽉は多くの企業・団体で夏の賞与⽀給が予定され、その使い⽅は⼈によって⾃分の趣味に費やしたり、貯蓄に回したりと様々だと考えられる。
そこで、Hakuhodo DY Matrixのシンクタンク「100年⽣活者研究所」はこのほど、20〜80代の男⼥728名を対象に、⽣活者の消費⾏動と⼈⽣100年時代における幸福度の関係性を明らかにする意識調査を実施し、その結果を発表した。
幸せだと感じるお金の使い道、半数以上が「⾃分+他者のための消費」と回答
「Q1.あなたは何にお⾦を使うことが最も幸せだと感じますか?」(n=728)と質問したところ、「⾃分+他者のための消費(友⼈との旅⾏/外⾷/贈り物等)」が50.3%と半数以上を占めた。
「⾃分のための消費」が34.1%と続き、「貯蓄」と答えたのは6.2%だった。
今を楽しむものと将来のためになるもの、どちらのお⾦の使い⽅が幸せだと感じるか
「Q2.今を楽しむものと将来のためになるもの、どちらのお⾦の使い⽅が幸せだと感じますか?」(n=728)と質問したところ、全体の46.6%が「今を楽しむものに近い」もしくは「どちらかといえば今を楽しむものに近い」と回答した。
また、「将来のためになるものに近い」もしくは「どちらかといえば将来を楽しむものに近い」と答えたのは21%だった。
お⾦を使う相⼿は、20代は「⺟親や恋⼈・配偶者」、30〜60代は「⾃分の⼦どもや恋⼈・配偶者」
「Q3.あなたは誰のためにお⾦を使うことが幸せだと感じますか?(複数回答)」(n=728)と質問したところ、「⾃分」を除くと20代は「恋⼈・配偶者」「⺟親」が⽬⽴ったのに対し、30〜60代の多くは「⾃分の⼦ども」と回答した。
また、70代以上は男⼥ともに「孫」が3位に⼊っており、ライフステージによってお⾦を使う相⼿が変化していることがわかった。