備えあれば憂いなし。地震対策として出来ること、見直してみませんか?
ということで、今回は現時点でも70%以上の的中率を発揮し、今後もさらにその確度の向上が期待される「MEGA地震予測」について、JESEA地震科学探査機構、代表取締役の橘田寿宏さんへのインタビュー内容をここまでご覧いただいた。
地震というのはいつ、どこで発生する分からない自然災害である。
特に定期的な大規模地震に見舞われる我が国では、耐震・免震構造の建物の普及も進んでおり、世界的に見ても随一の地震強国ともいえる。
ただし、それでも大震災に見舞われれば大変な被害を免れることは不可避となる。
今後、南海トラフ沖の大きな地震が発生する可能性も高いとされているが、それが今日発生するのか、明日なのか。それとも100年後になるかは誰にも分からない。
大切なのは、今出来る対策をしっかりと講じておくことだろう。
「MEGA地震予測」サービスを活用するというのも、その対策の一つになるはずだが、それだけではまだ足りない。
日頃から緊急時の避難先の確認を怠らないこと。
いざ震災が発生したら家族との連絡がつかなくなる可能性もあるため、何らかの連絡手段を事前に共有し合っておくこと。
自宅には必要最低限の食料や物資、水を常に自宅に備蓄しておくこと。
そしてそれらを持ち運びやすい場所に保管しておくことが、地震大国に生きる私たちにとっては、万が一の際の大きな心の支えになるはずだ。
【取材協力】
JESEA地震科学探査機構
【引用】
気象庁 南海トラフ地震に関する情報
文/松本ミゾレ