「母の日」子どもから毎年お祝いされる親は約3割
続いて、母の日のお祝いについて調査した。まず、お祝いができる年齢に達していない子の親を除き、子どもから母の日をお祝いされたことがあるかを聞くと、「毎年ある(26.9%)」と回答した人は約3割で、「ある(38.9%)」と合わせると6割以上の人が母の日をお祝いされていることが分かった。
しかし、約3人に1人はまだ母の日をお祝いされたことがないことも判明した。子どもの年齢別に見ると、小学生の時が一番母の日をお祝いしてくれる傾向があるようだ。
もらって嬉しかった、もしもらえたら嬉しい母の日のプレゼントについて子どもの年齢別にランキングにしたところ、未就学児、小学生の親では「子どもが描いた絵」が半数以上の票を集めて1位となった。
定番の「お花」に加え、「手紙」や「子どもが作った工作品」なども上位にランクイン。さらに、どの年齢でも「感謝の言葉」が3位以内に入っており、子どもが自分のために一生懸命作ってくれたプレゼントはもちろん、「ありがとう」という言葉だけでも、ママにとっては心に残る宝ものになっているようだ。
母の日にされて嬉しかった出来事についてエピソードを募ったところ、ママのことが大好きな子どもたちの様子が垣間見えた。
母の日エピソード
「少ないお小遣いで花を自分で選んで買ってきてくれたこと」(熊本県・43歳・女性)
「兄弟でこそこそ相談している姿を遠目で見たこと。それだけで満足」(兵庫県・47歳・女性)
「お父さんと一緒にカレーを作って一日休日をくれた」(神奈川県・41歳・女性)
「夫と子ども2人で出掛けた際に3人でプレゼントを選んでくれたらしく、心がこもっていて嬉しかった」(静岡県・42歳・女性)
かわいらしいエピソードが寄せられたが、かわいい我が子を育てるママたちにとって、理想の母親像とはどのようなものなのだろうか。
理想の母親像について聞くと、過半数が「あたたかい(55.6%)」「優しい(53.6%)」「思いやりがある(53.2%)」というイメージを持っていることが分かった。