小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

タイムリミットが迫る「2024年問題」、トラックドライバーの3割が転職を検討

2023.06.13

2024年4月より、働き方改革関連法の施行により、ドライバーの時間外労働の上限が月平均80時間に制限される。

ワークライフバランスが取れるようになる一方で、走れる距離が短くなることによる収入減少など「2024年問題」と呼ばれる働く側の懸念点もある。

そこでSasuke Financial Labが運営する保険の診断・一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」は、トラックドライバーを対象に、「働き方改革関連法の施行」と「2024年問題」に関する意識調査を実施した。

約半数のドライバーが2024年問題を機に「ライフプランの見直しや保険加入、保障の見直しを検討したい」

「働き方改革関連法の施行」と「2024年問題」での、トラックドライバーの働き方に関してメリットを聞いたところ、「長時間労働/時間外労働の是正」が57.5%、「賃金や労働時間などの労働条件が改善」が32.1%、「業務効率を見直すきっかけとなる」が31.1%という結果に。

続いてデメリットについても質問したところ、「労働時間が減ることに伴う手取り収入の減少」が75.5%、「人手不足に拍車がかかる」が67.9%、「荷主企業に対して値上げ交渉が必要になる」が43.4%という回答となった。

業界に変化がありそうな「2024年問題」をきっかけに、転職を検討したかと質問に対して、「かなり検討した」が8.5%、「少し検討した」が23.6%と約3割の人が検討していたことが判明。

転職を検討した理由を質問したところ、「収入が減ることへの危惧」が79.4%、「業界・会社の先行きが不安」が50.0%、「人手不足で結局は自分に負担がのしかかりそう」が44.1%という回答が寄せられた。

「2024年問題」が、自身のライフプランを見直すきっかけとなったかという質問に対しては、「非常にそう思う」が11.3%、「ややそう思う」が37.7%という結果に。

働き方やライフプランについて具体的にどのようなことを考えたか質問した。「労働に伴う体への負担を考えた」が53.8%、「収入減少に伴う家計の見直し」が51.9%、「自身の理想の働き方を考えた」が42.3%という回答となった。

トラックドライバーの、ライフラインの見直し保険の加入を検討したいかどうかについて尋ねたところ、「非常にそう思う」が12.3%、「ややそう思う」という人は34.9%いた。

トラックドライバーの、保険に関するイメージは「万一の時に備えるために必要」が44.0%、「保険料が高い」が42.0%、「どのように保険を選べばよいかわからない」が32.0%というものであった。

トラックドライバーの理想の保険加入・見直し方法は、「オンラインで完結する」が33.0%、「自分に必要な保険がわかる/診断できる」が29.2%、「スマートフォンで見れて、時と場所を選ばない」が19.8%という結果に。

まとめ

今回の調査では、トラックドライバーにとって、「働き方改革関連法の施行」や「2024年問題」は、メリットとデメリット、両方の影響を受けるものとして認識されており、働き方やライフプランの見直しを促す重要なきっかけとなっていることが分かった。

実際の影響は制度が施行されてから実感するようになるが、ライフプランや保険の見直しなど、今できることから対策し、将来への安心を確保することが大切となりそうだ。

調査概要
調査名:2024年問題に対するトラックドライバーの本音調査
調査主体:株式会社IDEATECH
調査対象:トラックドライバー106名
調査期間:2023年5月15日の3日間
調査方法:インターネットリサーチ
コのほけん!編集部 調べ 
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。

関連情報:https://konohoken.com/article/konohoken-research/reports-truck-drivers-20230526/

構成/Ara

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。