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最高速度は333km/h!乗ってわかったベントレーの新たなフラッグシップ「W12フライングスパー」の底知れぬ走り

2023.06.10

 2020年6月、約10年間、7300台以上生産されたベントレーのフラッグシップサルーン「ミュルザンヌ」が生産の幕を下した。同時にそれは「フライングスパー」がフラッグシップカーの地位に立った時でもある。

ベントレー「フライングスパー」。その名称は1950~60年代に少数が手づくり生産された4ドアサルーンの名称でもある。「フライングスパー=空飛ぶ拍車」はベントレー最速の4ドアサルーンの名称にもなった。

新たなフラッグシップ「フライングスパー」とは?

 新たにフラッグシップになった「フライングスパー」は、シャーシ、エンジンをはじめすべてが新しくなった。新しいパワーユニットはW型12気筒、DOHCツインターボ、6.0ℓガソリンエンジン。V8、OHV、6.75ℓの代わりに搭載されることになった。W型12気筒エンジンは、ベントレーの親会社であるフォルクスワーゲンが、同社の最高級サルーン用に開発したユニットだった。

V6エンジンを横に並べたW型。ベースになったのがバンク角15度という超狭角だったことから、横に2基並べても全幅はそれほど大きくならなかった。全長もV型12気筒よりも短かった。W12は排気量6.0L、最高出力635PS、最大トルク900Nmを発生し、カタログ値では最高速333km/h、0→100km/h加速が3.8秒となっている。333km/hという最高速は、4ドアサルーンとしては世界最速。「フライングスパー」を名乗るのにふさわしい性能だ。

 実は、このW12エンジンだが、個人的にはあまり良い印象を持っていなかった。というのも、このユニットが発売され始めた頃のW12はまだ未完の部分が多く、吹き上がり感とか音質に不満があった。トルクの盛り上がりも、イマイチなところがあったので、個人的な評価は良くなかった。しかし、それは現在のW12には全く関係のない話となっていた。

「フライングスパー」にW12が搭載されたのは2005年。まだ、「コンチネンタル フライングスパー」を名乗っていた時だった。2002年に登場したW12の初期の頃だった。以来、W12は改良を重ね、2015年に飛躍的に向上。それが現在の「フライングスパー」に搭載されている。

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