レクサスは6月5日、新型「LBX」を世界初公開した。日本での発売は、23年秋以降を予定している。
レクサスは、1989年の創業以来、常にイノベーションの精神を貫き、新たな技術や価値を提供することに挑戦し続けている。愛車と共に過ごすライフスタイルを楽しく豊かにしたいという想いのもと、世界中のユーザーのニーズに応える多様な選択肢を提供。
2021年以降、レクサスはNX、LXを皮切りに次世代LEXUSモデルとして車両の基本性能を徹底的に磨き上げてきた。更にNXやRXへのPHEVモデル導入やBEV専用モデルRZの導入などカーボンニュートラル社会の実現に向けて電動化を推進している。
そして2023年には、ショーファードリブンカーの新たな選択肢として新型「LM」や、今回発表の新しいラグジュアリーの価値を提供するクラスレスコンパクト新型「LBX」など、世界の多様なユーザーと地域のニーズに寄り添ったクルマづくりを加速させていくとしている。
今回の新型LBXは、「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質であるサイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」とのブランドホルダーである豊田氏の想いをもとに、『本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ』を目指した。
コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を刷新するとともに、基本素性と電動化技術を徹底的に鍛え上げた。「Lexus Driving Signature」の深化を追求し、ドライバーとクルマが一体となり、いつまでも運転していたいと思える操縦性と全ての乗員が自然と笑顔になれるような快適性を目指した。
デザインでは、コンセプトを「Premium Casual」とし、コンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質さを併せ持ち、高い審美眼をもったユーザーが日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスを目指して開発をしてきた。
エクステリアでは、スタンスの良いダイナミックなプロポーションを実現。また、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」を採用。
インテリアでは、プレミアムに相応しいしつらえに徹底的にこだわり、気負うことなくリラックスしてクルマとの一体感を楽しめる室内空間を目指した。
更に一人ひとりのライフスタイルや感性に寄り添ったクルマを提供したいという想いのもとに、新しいグレード体系である「5つの世界観」に加えて、唯一無二の1台を選べるオーダーメイドシステム「Bespoke Build」を用意した。