続いては、日本を代表する食品メーカーの『キユーピー』
筆者自身、過去の記事で一度間違えたこともあった。(その時は編集部に訂正してもらったが)大変申し訳ない気持ちのまま、取材を依頼。広報の池田さんがやさしく説明してくださった。
–キユーピー様の「ユ」は、なぜ小文字ではなく大文字表記なのでしょうか?
「社名がキユーピー株式会社になったのは1957年ですが、創業は1919年。当時は食品工業株式会社という社名でした」
「1925年にキユーピー マヨネーズが発売され、実は当時から「ユ」は大文字でした。理由はデザイン上のバランスを考え、ユの字の上の横棒がそろった方がきれいになるためです」
ちなみに前出のキヤノン様同様、読み方は「キューピー」と同じとのこと。
1925年、日本初のマヨネーズ誕生。マヨネーズという言葉さえ知られていない時代だったため、整髪料(ポマード)と間違えられたというエピソードも。
–テレビやwebなどで「キューピー」という間違った記載を発見したときの対応は?
「個人のSNSなどでは間違われていることもままありますが、わざわざ訂正の連絡はしていません」
「取材や問い合わせでは、こちらから「ユは大文字でお願いします」とお伝えするようにしています。知っていてくださる記者さんもいらして、理由をたずねられることもあり、初めての方とも話題がはずむので、そういう点ではありがたく思っています」
–社員が間違えたときのペナルティは?
「社員がまちがえることはまずないです。なので、特にペナルティもありません」
–社名が間違えられやすい他企業様と社名の話をされたことは?
「業種の違う他社さんとは、社名に関して会話した経験がないです。エピソードをお伝え出来ず申し訳ありません」
とんでもないです。こちらも真摯にご対応いただいた。間違いやすいということは、ある意味デメリットに思えるが、逆に話題になることもあり、人気企業は寛容に受け止めている印象だった。
–キユーピー様の今イチオシの商品を教えてください。
「2000年に発売した「キユーピー 深煎りごまドレッシング」は、2002年以降21年連続で国内シェア1位、幅広い層にご支持いただいています」
https://www.kewpie.co.jp/fukagoma/
「最近のおすすめには、スモークビネガーを使った、燻製の深い香りをたのしむ「キユーピー燻製マヨネーズ」があります。私も大好きな商品です」
https://www.kewpie.co.jp/karashi_kunsei/
まとめ
いかなる場面でも間違いはあってはならないことだが、完璧な人間などいない。たとえミスしたとしてもその後の適切な対応や、繰り返さないことを強く心がけることが大事。
ライターのみならず、就活生やビジネスパーソンの皆さんも、間違えたら素直に認め早急に対処しよう。
文/太田ポーシャ