マスク着用は自由意志に。しかし新型コロナウイルス感染症はまだ私たちの身近に…
厚生労働省は令和5年3月13日より、新型コロナウイルス感染を防ぐためのマスク着用について、これまでの着用にかかる要請を緩和し、今後は原則個人の判断に委ねるという方向性にシフトした。
また、同年5月8日からは新型コロナウイルス自体を5類に移行させ、患者に対して一律の外出制限を行わないこと。感染時の医療費負担をこれまでとは異なり、1~3割自己負担とするなどの新しい方針を打ち出すこととなった。
世間には5類に移行したことで「なんだ、もう大丈夫なのか」と考えている方もチラホラ出てきているが、実際にはまだ今この瞬間にも新型コロナ感染者が出ている。
筆者の周りにも、ゴールデンウィークあたりで感染してしんどい思いをした知人友人が数人いるので、別にコロナ禍が収束しているというわけではなさそうだ。
マスクの適時着用は、自分と自分の周りの人を守るために、これまで通りまだしばらくは必要な対策ということになる。
エリエールのムレにくいあのマスクがリニューアル!生まれ変わった「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」のポイントをインタビュー!
(こちらは7枚入りで発売中の「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」パッケージ)
とはいえもうすぐ夏が来る。
日本の夏は超高温・超多湿。とてもじゃないが、普通のマスクを着用したまま生活していると、マスクの内側がムレてしまい、気持ち悪くなってしまうことが少なくない。
このムレの問題を解決する高機能マスクがある。
それがエリエールの「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」だ。
本マスクは2021年5月に発売された商品で、最大の特徴は通気性。
超極細高機能フィルター、高通気素材、口元爽快ワイヤーという3つの要素を導入したマスクで、その他のマスクと使い比べてみると、夏場であっても着用時の不快感を軽減することができた。もちろん、酷い花粉症持ちの筆者も発売以来、通年愛用している。
その「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」が、今年の4月1日から仕様を一部リニューアルして発売するというプレスリリースを目にした。
改善点は、耳掛け素材。
実のところ筆者は、頭が大きめ(ガッツ星人ぐらいある)。長時間マスクをつけていると、ほぼ確実に痛みに悩まされていた。
この改善点はまさに渡りに舟といったところで、居ても立ってもいられず、発売元である大王製紙株式会社に連絡をしてしまった次第である。
今回は、大王製紙株式会社マーケティング本部 ハウスホールドケア・ブランドマーケティング部の茂木さんに、新しくなったこのマスクについてのお話を伺うことができた。
夏場のマスクのムレから来る不快感に悩まされている方。長時間着用することで生じる耳の痛みに苦しんでいる方は、ぜひこのインタビューをご覧いただきたい。
「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」はそもそもどうやって生まれた?
松本(筆者) リニューアル前の「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」の発売は2021年5月とのことですが、そうするとコロナ禍の真っ最中に登場した製品ということになります。
私も色々なマスクを購入・着用してきましたが、この製品の購入のきっかけは「ムレ爽快」という単語でした。
一年中着けることも多かった時期で、夏場は湿気で。冬場は自分の呼気でマスクが蒸れてしまうのがどうにもネックに感じてこちらのマスクを購入したのですが、やはり開発にあたっては蒸れ対策を重視していたのでしょうか?
茂木さん コロナ禍で急激に変化する生活者の意識や需要を捉えるために生活者調査を進めていたところ、マスクに対して「ムレ」や「通気性」への不満が多くあることがわかりました。
(マスクの肌への密着を防ぐ「口元爽快ワイヤー」内蔵で夏場の張り付きも抑えられる)
コロナ禍ということもあり長時間マスクをつける生活が続いていた中で、そのようなお客様の不満を改善できるマスクができないかと開発を進め、「ハイパーブロックマスク ムレ爽快」という商品となりました。