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ビジネスパーソンが予測する「AIにとってかわられる職業」TOP3、3位運転手、2位小売店の店員、1位は?

2023.06.07

クロス・マーケティングは2023年5月、全国20~69歳の男女有職者7,532名を対象に「生成AIに関する調査(2023年)」を」実施。今回は浸透状況編としてAI・生成AIの認知度、利用状況、AIにとってかわられる/とってかわられない職業などの分析を行なった。

AI認知度について

フルタイム有職者におけるAI(人工知能)の認知率は93%、年代が上がるほど認知率は高まる。理解率(人に説明できる+それなりに知っている)は26%であり、若い世代ほど理解率は高い。<図1>

AI認知者に、生成AIの認知状況を確認した。認知率は82%であり、年代による大きな差はない。理解率(人に説明できる+内容をそれなりに知っている)は19%であり、20~30代の理解率は他年代より高い2割半ばだった。<図2>

AIによる職業代替予測

生成AI認知者に、31職業を提示してAIにとってかわられる/とってかわられない職業を聴取して、とってかわられる/とってかわられない職業の差分の高い職業をピックアップした。

”とってかわられると思う職業”の上位は「財務・会計・経理」「一般小売店の店員」が2割台、次いで「データサイエンティスト」「運転手」「システム・サイト保守運用」となった。

一方、”とってかわられないと思う職業”では、「農業・漁師」「医者・看護師・歯科衛生士」で2割台、次いで「介護士」とエッセンシャルワーカーが多くあがった。<図3>

生成AIサービスの認知度とその利用状況

生成AI認知者の中で、会社で生成AIが導入される可能性のあるホワイトカラーに限って、サービスごとの利用状況を確認した。

メディアでも話題になっている「ChatGPT」の認知率は78%、利用経験は39%と他サービスに比べ突出して高い。次いで「Bing AI」「Bard」と続く。<図4>

「ChatGPT」の認知・利用の構成を確認したところ、「現在主に利用している」は27%であり、2022年11月公開から半年あまりで3割近くに達していた。<図5>

調査概要
調査手法/インターネットリサーチ
調査地域 /全国47都道府県        
調査対象 /20~69歳の男女 スクリーニング調査:フルタイム有職者、本調査:ホワイトカラー・生成AI認知者
調査期間 /2023年5月12日(金)~5月15日(月)
有効回答数/スクリーニング調査7,532サンプル、本調査1,345サンプル

関連情報
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230530AI/

構成/清水眞希

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