【AJの読み】時代のニーズに合わせ、シヤチハタのサービスも進化
本連載の「28年前から電子印鑑を開発していた!脱ハンコ時代でも成長を続けるシヤチハタのDX戦略」にて紹介したように、シヤチハタでは1990年代から電子印鑑サービスを提供している。
紙から電子へ、時代のニーズの変化に合わせ、シヤチハタのサービスも進化を続けており、今年10月からスタートするインボイス制度でより電子化が加速する状況を見越し、今後もさらなる開発を進めている。
「Shachihata Cloud」は、コロナ禍でビジネスシーンにおいて普及するテレワークでの業務をバックアップするために開発されたが、使いやすさや価格、利便性、法制度・補助制度にも柔軟に対応していることから、DX導入が遅れがちな中小企業を中心に多く導入されている。継続利用率97%という数字から、サービスへの信頼感がうかがえる。
文/阿部純子