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ChatGPTなどの生成系AI、金融・保険業では9割以上が利用経験あり

2023.06.01

AIを利活用した事業展開を行なうエクサウィザーズは、生成AI(ジェネレーティブAI)に関するセミナーの参加者を対象に利用実態のアンケートを実施。回答結果を図表やグラフにまとめて発表した。

今回の調査では生成AIに関しては金融・保険において積極的に活用が進む一方、製造では様子見が多いなど、取り組みの差が大きいことが判明した。

︎活用状況を5段階に分類すると23.9%は「試していない」

今回調査を実施するにあたり、エクサウィザーズは「ChatGPT」など生成AIの利用状況を、レベル1(関心なし)、レベル2(関心はある)、レベル3(試しに利用)、レベル4(時々使用)、レベル5(日常的に使用)の5段階に分類。レベル5は参加者の業務に取り入れて実際に活用しているかどうかを聞いた。

レベル5の「業務に取り入れて日常的に使用している」とレベル4の「時々使用している」を合わせると、約3分の1が利用しており、先行する会社は既に生成AIを業務に活用し始めていることがわかった。

一方で、レベル1とレベル2を合わせた「試していない」層も2割強存在する。生成AIの活用を推進するためには、興味を持ったり、試用できる環境を提供するなど、より上のレベルに引き上げていく方策が必要と考えられる。

業種ごとの活用状況、金融は9割以上が自ら試す一方で製造の導入は遅れる

利用状況は業種によって大きく異なることも判明した。レベル5の「日常的に使用」は、専門サービス(22.2%)、サービス(13.6%)、IT /Webサービス(12.5%)において1割を超えている。卸・小売も7.7%と平均を上回った。

一方で製造(2.8%)や建設(0%)、電気・ガス・運輸等(0%)において日常的な本格利用が遅れている実態も判明。

レベル3、4、5の「何らかの形で使用したことがある」層を集計すると、金融・保険が9割以上となり突出しているが、製造は約3割の層が使っていないことも明らかになった。

業種ごとに異なる活用・非活用の背景

このような結果の背景には、主な業種ごとに以下のような要因が影響している可能性があると同社では分析している。

・専門サービス:コンサルティング会社の比率が高く、調査・分析業務で活用
・サービス:生産性向上での活用を掲げる回答者が多いが、新規事業は高くない。人材サービスの参加者が多く、生成AIの人材スキルへの影響に関心が高い
・IT /Webサービス:生成AIが自社のソリューションやサービスに密接に関連して積極的に活用
・金融・保険:大手金融機関での活用が相次いで発表されており、各社で利用意向が増している
・卸・小売:新規事業や顧客接点の改善での活用比率が高く、顧客とやり取りする取引データの活用などを検討
・製造: 本社、研究・開発、工場などさまざまな事業拠点・機能があり、企業利用として統一の利用方針を打ち出すのが難しい

調査概要

今回のアンケートは「生成系AIがもたらす3つの経営インパクト」のセミナーに参加した514人、274社を対象に実施。業種別では製造が最も多く導入に向けた関心が高く、専門サービスが続く。部門別ではDX部門が最も多く、それに次ぐITや経営企画部門以外にも、管理や営業部門など幅広い業務において検討がされていることが推察できる。部課長クラスが50%、経営層が25%強と、生成AIに対するマネジメント層の関心の高さも反映されたようだ。

関連情報
https://event.exawizards.com/misc/2023047?utm_source=230524release
https://exawizards.com/

構成/清水眞希

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構成/DIME編集部

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