カラダのプロ・整体師 上田祐輝が教える「梅雨だる解消法」とは
今回の調査結果を見ると、梅雨どきに不調を感じる症状のある方は多く、不調を感じている方ほど姿勢が悪い、凝りやすい、関節が硬いという傾向も見られました。
なぜ、このような傾向があると梅雨どきに不調になりやすいのでしょうか。実は、姿勢とメンタルの関係については様々なエビデンスが出てきていますが、一般的に「姿勢が悪いほどメンタルへの悪影響もある」ことが示唆されています。
解剖学や生理学、運動学の視点で考察しても、姿勢が悪い、いわゆる猫背の状態では、頭が前の方に出ることで肩や首に負担が掛かってしまいます。頭の重さは6kg前後あるので、姿勢が悪くなり頭が前に出ると、首にはその何倍もの負担が掛かります。
下を向き続けていたら、首には20㎏以上の負担が掛かってしまいます。その結果、首の筋肉が頭部を支えきれなくなって、緊張した状態が続くと、肩こりや首こりに繋がります。
さらに、首周りの筋肉が硬くなると、首を通っている自律神経にも悪影響を及ぼし、血流も悪くなることで緊張型の頭痛にも繋がります。このように、姿勢不良と調査結果の症状は見事に一致しています。
従って、気圧の下がりやすい梅雨どきは、自律神経も不調をきたしやすくなるため、元々姿勢が悪い方は不調を感じやすいと言えます。
梅雨どきは健康な方でも不調を感じやすいものです。姿勢を良くして自律神経も整えるセルフケアをしっかりと行い、元気に余裕を持たせておくことで、どんな時季も快適に生活できます。
上田 祐輝 プロフィール
1987年生まれ。理学療法士。モデルや大舞台で活動する歌手・ダンサーなどのアーティストへの施術実績も多数。帰国後、スポーツの経験を活かして、理学療法士の資格を取得。解剖学・生理学・運動学などを通して人体のことを幅広く学び、病院勤務後に独立開業。現在は、口コミを中心に全国から多くの患者が来院している。また、2023年2月にYouTubeチャンネル「絶対治療TV」、同年3月に「セルフケア大全」を開設。
関連情報:https://kk-sup.jp/
構成/Ara
メンタルが不調気味の人におすすめ!犯罪学教室のかなえ先生の最新刊「人生がクソゲーだと思ったら読む本」
第1章 学校・受験の悩み
●学歴社会では才能よりも「親の資金力」が重要なの?
●スポーツ推薦なら頭の悪い人でも高学歴になれるってどうなの?
●いじめられたくないから、不登校。これで人生が詰みなんて理不尽だよ。
●校則に従わないと内申点が下がるのはなぜ? 勉強で評価してよ!
【コラム】初めて 人生がクソゲーだと感じた「不登校児になった小学校時代」の話
担当編集が読んだ感想:主に学生さんのお悩みを中心に解答したこの章。「前向きに考えたほうがいいよ」と寄り添うシーンもあれば「それはアナタ自身のバグです」とばっさり切り捨てる場面も。「それ、アナタの感想ですよね?」と答える様子は、ひ○ゆき氏を彷彿させた。
第2章 仕事・会社の悩み
●なぜ採用には「学歴フィルター」がある? もっと学生の内面を見てほしい!
●誠実な人ほど損をしがちな嘘つきだらけの就活が許せない!
●頑張ることが当たり前……。自分の成長よりも社会の進歩が早すぎて息苦しい。
●パワハラ・セクハラするクソ上司エンカウント時の対応求ム!
●働けない人は生きる価値がないのか? 病んでる自分が嫌になる。
【コラム】 国家公務員からニートへ……クソゲーセカンドステージが始まった話
担当編集が読んだ感想:相談者さんの悩みに対し、具体的な対処法が多く出てくるパートです。特に就活を控えているor就活中の大学生は必読な内容が盛りだくさん……ですが、あまりにズバッと切り込んでくるので、読んでも凹まないでくださいね。
第3章 SNS・ネットの悩み
●なんでみんなデマや陰謀論に巻き込まれるのか?
●フォロワーが多い方が偉いみたいな風潮がツラい。
●成功者が可視化されていき、自分の立ち位置を突きつけられる。
●晒しや暴露が英雄視されちゃう最近の風潮、ヤバくない?
【コラム】ネット活動者になってクソゲーを楽しめるようになった話
担当編集が読んだ感想:スマホの普及によりインターネットを通じて世界中のことを一瞬で知ることができるようになりました。でも、便利になったはずなのに息苦しさを感じませんか? このパートでは現代人、主に社会人が抱えることの多い悩みに答えています。なお、この中のひとつは担当編集の個人的な悩みです。
第4章 友人・恋人の悩み
●私にだけ友人ができないのはバグ? どうしたらできる?
●外見が良いだけで性格が悪い人が評価されるのが許せない。
●俺がモテないのはバグ? 足りないのはどんなスキル?
●人間関係に疲れやすいのは私だけ? ただのスキル不足?
【コラム】他人に期待しないから傷つかないし、負けることも悔しくないという話
担当編集が読んだ感想:笑って読み飛ばせる内容が多いこのパート。「俺が持てないのはバグ?」の項目にて、怒涛の質問に気圧されるかなえ先生の様子は、普段の配信では見られない姿かもしれません(笑)。
第5章 生まれの悩み
●「親ガチャ」に成功していれば大学に行けて、もっと幸せだったんじゃないか?
●結婚しないと親からネチネチ小言をいわれて腹が立つ
●性的少数者であることを親が受け入れてくれない。
●発達障害を持たせて産んだ親を今でも恨んでいる。