ズボンなどのボトムスの収納は、たたむ派と吊るす派に分かれる。前日から、翌日のコーディネートを決めるタイプなら、どちらでも問題はないが、朝、その日の服装を選ぶなら、断然吊るす収納がおすすめだ。それは、たたみじわがつかないから。そこで活躍するのがズボンハンガー。ダイソーで見つけたズボンハンガーを紹介しよう。
目次
ズボンハンガーの魅力とは?
ズボンハンガーとは、シワをつけずに、きれいな状態でズボンを収納できるハンガーのこと。ズボンハンガーのほか、スラックスハンガーやパンツハンガーなどとも呼ばれている。収納の仕方によっては、しわがついたり、センターラインが消えてしまったりするズボンだが、ズボンハンガーを活用することで、省スペースにすっきり収納でき、シワも防止。さまざまなタイプが販売されている。
ズボンが2本かけられるすべり止めつきズボンハンガー 110円
スベリ止めハンガー(スラックス用、2段) 110円(税込み)
ズボンが2本かけられ、省スペースに収納できる「スベリ止めハンガー(スラックス用、2段)ハンガーは、バータイプでさっとかけられ、圧倒的に取り出しやすいのもうれしい。
ズボン2本をかけても、厚さもなく、吊るす場所の高さも必要としない。クローゼットで、下部に収納ボックスを使用している場合なども活用できる。
デメリットとしては、ズボンを半分に折ることになるため、長期間かけっぱなしにすると、かけている部分がシワになることも。長期保存の場合には向かないかも。
今回、2段のハンガーを紹介したが、どうやら5段タイプもあるようだ。筆者がチェックしたときは完売していたが、所持しているズボンの数多いなら探してみるのもいいだろう。
収納しながらシワ伸ばししてくれるスベリ止めハンガー 110円
スベリ止めハンガー(スラックス・スカート用) 110円(税込み)
ズボンの裾をはさむタイプの「スベリ止めハンガー(スラックス・スカート用)」は、はさむ部分の幅が26cmあるため、ズボンだけでなく、名前の通りスカートにも使用できる。挟む部分はポリ塩化ビニールのコーティングで滑りにくくなっている。
フックの部分を倒すようにしてストッパーを外す。
ハンガーを広げて、ズボンやスカートをはさんだら、ストッパーを戻すだけだ。無理やりハンガーを広げるのはNG。取り扱い説明がタグに書かれているので参考にしたい。
木製でスタイリッシュに収納できるズボンハンガー 110円
スラックスハンガー 110円(税込み)
見せる収納にもピッタリなのが木製の「スラックスハンガー」だ。こちらもズボンの裾をはさんでかけるタイプ。フックの部分を倒してストッパーをはずす。
木製のためスベリ落ちるのではないかと心配したが、内側にはスベリ止め布が張られていた。生地を傷める心配もなさそうだ。
センタープレスが長持ちし、ズボンの重みでシワ伸ばし効果もあり快適に収納できる。
かけ方簡単のピンチタイプ 110円
木製ハンガー ピンチ付き 110円(税込み)
センタープレスのズボンの場合、裾をはさんでかけるタイプが便利だが、カジュアルパンツやデニムならウエスト部分をガバッと止める方が使い勝手がいい場合もある。「木製ハンガー ピンチ付き」は、木製ゆえのスタイリッシュさとピンチで留める手軽さが好印象なズボンハンガーだ。
ズボンもスカートもウエスト部分を2つのピンチではさんで吊るすだけ。ズボンの種類に合わせて、先ほどの木製ハンガーと使い分ければ、収納に統一感も出せる。
生活感のない部屋にはシルバーのシンプルデザインのズボンハンガー 110円
スベリ止めハンガー 18型スラックス&スカート用 2本セット 110円(税込み)
「スベリ止めハンガー 18型スラックス&スカート用 2本セット」は、シンプルなデザイン。ピンチでウエスト部分をはさんで吊るすタイプだ。
ピンチの先の部分は、PVCコーティングされていてズボンやスカートがすべり落ちにくいようになっている。
コンパクトなデザインのため省スペースで収納できるが、ハンガーのかける部分が回転しないため、収納場所によっては不便を感じることもあるかもしれない。クローゼットなど、同じ向きでの収納には全く問題なさそう。
ズボンのタイプや収納場所に合わせて選びたい
ズボンをたたまない収納にすることで、シワの心配もなく、取り出しやすく、時短にもなる。センターラインの有無や素材など、ズボンのタイプによって選んで整理すると、クローゼットがすっきりしそうだ。
ダイソー
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
文/林ゆり