賃貸か持ち家か、新築か中古かなど、住まいへの譲れない条件は人それぞれ。そのこだわりは世代間によって差や傾向があらわれるものなのだろうか?
パナソニック ホームズはこのほど、若年者(Z世代)を含む住宅購入検討層や将来的な購入検討層を対象に、「住まいに対する意向調査」を実施し、その結果を発表した。
住宅に求めるトップ3は「安全」、「快適」、「長く住める」
住宅を所有、もしくは購入する意向のある人に、「住宅で特に重視すること」について複数回答で聞いたところ(図1)、上位は「安全な住まい」、「快適な住まい」、「長く住める」となった。
さらに、同じ質問を、「もっとも重視すること」を単一回答で聞いたところ、「安全な住まい」が31.5%と、他を大きく引き離す結果となった(図2)。
住宅性能では、「耐震性」を求める声が最多
「住宅性能」について「特に重視すること」を複数回答で聞いたところ(図3)、先の設問(図1、2)と同様に、「耐震性」の回答が最も多くなった。
2位に「断熱性」、3位には「省エネ」と回答し、住宅に快適性を求めていること、光熱費の節約などに関心があることが見受けられた。また、「もっとも重視すること」を単一回答で聞いたところ(図4)、こちらも「耐震性」がトップとなり、地震大国日本において地震に対する備えを最重要視していることが伺えた。