自国で知られている日本の食品・食材は?
自国で知られている日本の食品・食材としては、「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」(48.7%)、「お酒(日本酒、焼酎など)」(43.3%)、「即席めん」(40.4%)、「牛肉」(40.4%)、「お菓子(スナック、和菓子など)」(36.8%)、「ホタテ・カニ」(35.9%)、「米」(34.8%)、「お茶」(33.8%)など、多様な食材があげられている。
国別では、《フランス》が「即席めん」(68.0%)、「牛肉」(58.7%)、「ホタテ・カニ」(50.0%)、「米」(62.7%)、「お茶」(58.7%)など、他の国より突出して多い項目が目立つ。《韓国》では、「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」(60.7%)、「お酒(日本酒、焼酎など)」(61.3%)が特に多いことが目を引く。
自国で最も人気がある食品・食材も、1位は「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」(17.2%)で、以下「お酒(日本酒、焼酎など)」(9.7%)、「即席めん」(9.3%)、「牛肉」(8.8%)、「米」(6.2%)、「お菓子(スナック、和菓子など)」(5.4%)、「ホタテ・カニ」(5.3%)などが人気だ。
国別では、「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」は《中国》(22.0%)と《韓国》(28.0%)で2割台、《イギリス》(14.0%)でも最多だが、《アメリカ》《フランス》では「即席めん」(順に13.0%、18.0%)が1位となっている。
自国で最も食べたいと思う日本の食品・食材は、やはり「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」(17.4%)が最も多いものの、次いで「牛肉」(9.3%)が2番目にあげられており、以下「お酒(日本酒、焼酎など)」(8.6%)、「お菓子(スナック、和菓子など)」(8.3%)、「即席めん」(7.9%)、「ホタテ・カニ」(5.8%)となっている。
国別では、「魚(マグロ・カツオ・サバ・イワシ)」を食べたい人が多い国がほとんどだが、《フランス》だけは「即席めん」(16.7%)が最も多くなっている。
また日本に行きたい?
また日本に行きたいかを尋ねたところ、「とても行きたい」(70.7%)が7割を超え、「まあ行きたい」(27.0%)を合わせると97.7%と、ほとんど全員が行きたいと答えた。
国別でも、行きたい(とても+まあ)の割合はいずれも100%に近く、ほとんど差はないが、「とても行きたい」に限ると、《韓国》(51.3%)だけは半数程度で、他の国の7割台に比べると低めだった。
年代別にみると、「とても行きたい」の割合は《30代》(76.4%)がピークで、《50歳以上》(52.8%)とは20ポイント以上の差が開いている。
また日本に行ったら、何が食べたい?
また日本に行ったら、何が食べたいかでは、「寿司」(58.7%)がやはり最も多く、以下「ステーキ・焼肉」(39.8%)、「天ぷら」(37.5%)、「鍋料理(しゃぶしゃぶ、水炊き、あんこう鍋、ちゃんこなど)」(37.2%)、「ラーメン」(36.4%)、「すき焼き」(33.0%)、「刺身」(32.0%)、「うどん・そば」(31.1%)、「うなぎ・うな重」(30.5%)などが人気となっている。
国別にみると、いずれの国でも「寿司」が一番人気だが、2位は《アメリカ》《中国》では「ステーキ・焼肉」(順に49.0%、38.3%)、《イギリス》では「天ぷら」と「鍋料理(しゃぶしゃぶ、水炊き、あんこう鍋、ちゃんこなど)」(ともに42.0%)、《フランス》では「ラーメン」と「焼き鳥」(ともに43.9%)、《韓国》では「ラーメン」(43.8%)と、国ごとの嗜好に違いがみられる。
年代別にみると、やはりいずれの年代でも「寿司」が最も多くなっているが、「ステーキ・焼肉」の割合は若い人に高い傾向がみられる。
出典元:農林中央金庫
構成/こじへい