Chrome拡張機能に登録を!回答結果を利用しやすくなる
Chromeブラウザーで「ChatGPT」をもっと使いやすくする拡張機能が、続々と登場している。例えば「ChatGPT Optimizer」を追加すると、検索バーから「ChatGPT」へ直接問いかけられたり、右クリックで簡単に回答をペーストできたりするのが便利だ。
【DIME】
便利な使い方についてはわかりました。次に「ChatGPT」を仕事でどのように活用するのが、おすすめでしょうか?
【池田】
外国語の翻訳ですね。私は英語で書いたビジネス文書をチェックしてもらうのによく使っています。「こちらの表現のほうがより丁寧ですよ」という具合に教えてくれるのも便利です。英語から流暢な日本語に変換することもできますよ。
英文作成が超はかどる!海外とのやりとりもOK
「ChatGPT」は、文章や文法の能力に長けているのも特徴。ビジネスで英文メールを送りたい時には日本語を「英訳して」くれたり、自身で書いた英文を「添削して」もらったりできる。英語に限らずフランス語やスペイン語、中国語、もちろん日本語なども得意。これで外国人とのメールやチャットでのやりとりも怖くない!
「以下の英文に改善点や間違いはある?」と書いてから自作した英文を添付すると、文法やスペル間違いはもちろん「こうしたほうがわかりやすくなる」「こちらのほうが礼儀正しい言い方になる」という具合に指摘してくれる。先生のように丁寧で、しかもAIだから気兼ねなく何度も繰り返し教えてくれるから英語学習にも使える。
【DIME】
ExcelやWordといった日頃ビジネスで利用しているアプリを「ChatGPT」でより使いやすくする方法はありますか?
【池田】
例えばGoogle「スプレッドシート」の各セルに〝GPT関数〟を埋め込み、入力を自動化することもできます。ただし、あくまでも回答を鵜呑みにしないこと。現状の「ChatGPT」は2022年以降の最新情報は学習していないことになっています。不得意な分野も少なくありません。それでも「ChatGPT」は誤ったことを自信たっぷりに回答するので「本当なんだろうな」と信じそうになりますが、疑うこともお忘れなく。